美術館以外で印象に残ったのは、長女の通っている大学の環境の良さ(勉強に適した充実した図書館や厚生施設、広いキヤンパス)と動物園のパンダ親子の可愛さ、ポトマック川沿いのワシントンハーバーの気持ち良さ、ジョ-ジタウンの町並みなどが挙げられますが、一番印象に残ったのは、アーリントン墓地です。
ここは、辺り一面に戦士の墓があり白い墓標がとても印象的でした。
入り口から比較的近い場所にJ・F・ケネディの墓があり、もし彼が銃弾に倒れなかったら歴史は変わっていたかも知れないと思うと複雑な気持ちになりました。
隣には元妻のジャクリーヌの墓もあり不思議な思いがしました、元妻で死別後に大富豪のオナシスの妻となった人ですよ、J・F・Kもどんな思いで眠っているのでしょうか?
墓地内には、朝鮮戦争やベトナム戦争でなくなった戦士の記念モニュメントや映画でおなじみの硫黄島の記念碑がありました。
記念碑には戦死した兵士の名前が刻まれており、紙をかぶせて名前を写し取っている人も目立ちました。
帰り際空砲が聞こえたので振り向くと、イラク戦争で亡くなった戦士の埋葬が行なわれており、戦争が今も続いている現実を嫌でも感じずにはいられませんでした。
海外に行くと必ず思い知らされる事に食事があります。
私の場合は、海外に行くと必ず1.5~2.0㎏は体重が軽くなります。
特にアメリカでは、同じような食べ物ばかりで飽きてしまいます。
今回はタイ料理と日本料理に救われましたが、かなり消耗いたしました。(子供達のアメリカでの食生活には同情いたします。)
帰りは、サーリネン設計のダラス国際空港から一路成田へ向け帰国の途に着きました。(関空が出来るまでは、一番美しい空港と言われていました。)
バッファロー上空から見るナイアガラの滝が、きらきらと光っていてとても綺麗でしいた。
旅に行くとその土地の食べ物も食すのですが、今まであまり旨いものに当ったためしがありません。
家に着くなり近所の中華屋さんに駆け込みラーメンを食しました。
やはり日本が一番です。