NO.98 春風を感じる季節になりました。

私は、毎朝観音様の境内を通って駅まで行くのですが、境内にある桜の木に花が咲き始まりました。
この時期つぼみから咲き始まるまで、あっという間です、おそらく今週末が見頃と思われます。
というわけで、先週天気が良かったので、美術館めぐりをしてきました。
千葉県佐倉市にあり増改築工事の為、昨年7月から休館しリニューアル・オープンした川村記念美術館と横須賀に昨年出来た横須賀美術館の二館を訪ねました。
川村記念美術館は、以前にも訪ねた事があり約30ヘクタールの広い敷地内には、野外彫刻もあり庭の池には白鳥も優雅に遊んでおります。記念展「マティスとボナール」は、地中海の光の中へと題した20世紀巨匠の二人展です。私には常設展示のレンブラントやルノワール、ポロックの方が性に合っておりました。
この時期、美術館ばかりでなく庭園内の自然散策もお勧めです、一休みしてレストランから庭園の緑を眺めながらの食事もなかなかです。
一方昨年市制100周年を記念して開館した横須賀美術館は、目の前に東京湾を望む観音崎公園にあり、レストランのテラスから浦賀水道を行き交う船を眺めながら食事が出来るすばらしい美術館です。
私は、別館の谷内六郎館が大変気に入りました。
谷内六郎さんは、週刊新潮の表紙絵で有名な画家です。26年間表紙に姉弟の二人連れがいつも絵にあらわれており、あどけない二人の冒険物語です。記念に「谷内六郎コレクション120」という図録を買い求めました。
お天気にも恵まれ、異なる環境の二つの美術館を訪ね幸せを感じた休日でした。