NO.112 バイバイ“GH9”

私は、学生時代より“JAZZ”特に「モダンジャズ」が好きでした。
現在も家では、ジャズのアナログレコードを真空管アンプで古いモニタースピーカーを使い大音量で聴いています。
たまたま学生時代に憧れていたベーシスト「鈴木 勲」さんが現役復帰してライブすると聴きつけ、初めて行ったのが、上野の“GH9”でした。いまから15年以上前のことです。
上野から我が家までは近いので、遅くなっても苦にならない事も有り、それをキッカケにちょいちょい“GH9”にはジャズを聴きに行っていました。
アコースティックベースの音色が好きな私は、特に好みの音色の「鈴木 勲」さんと「鈴木 良雄」さんのファンです。
その両巨匠と相性が良いピアニストの「山本 剛」さんとのトリオライブは、元気がほしい時には聴きに行く事が多かったのですが、最近は少し足が遠退いておりました。
ところが突然その“GH9”が8月31日で暫く休業する事になったと知り、早速出かける事にしました。
残念ながら、巨匠「鈴木 勲」さんは、新CDの発表ツアーの為か、“GH9”には8月に出演の予定がなく、「鈴木 良雄」さんと「山本 剛」さんとドラム「セシル・モンロー」さんのトリオ演奏に行ってきました。
満席の“GH9”は、中高年のファンで大いに盛り上がり途中からはサックスとボーカルの飛び入りライブとなり、夜遅くまで熱気に包まれて楽しい時間を過ごしました。
音楽特にジャズは、ライブに限ります。
地の利も有り上野は、遅くまで安心して夜更かしができましたが、なくなるとなると寂しいものです。
こうなったら75歳になる巨匠「鈴木 勲」さんのライブもぜひ聴きに行かねばなりません。
円熟の「OMA SOUND」今が絶頂かもしれませんよ。
(ちなみに“おまさん”とは、鈴木 勲さんのニックネームです。)