今月14日まで東京都美術館で開催されていた「フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち」が終了いたしました。
近年の人気画家とあって私が訪れた金曜日の午後7時頃でも大変大勢の見学者で大賑わいでした。
私も今までに「ロンドンのナショナル・ギャラリー」「ニューヨークのメトロポリタン美術館」「ワシントンのナショナル・ギャラリー」「パリのルーブル美術館」で計13点の作品を見ておりますが、今回の目玉?の作品「小路」は以前よりぜひ見てみたい作品でした。
フェルメール独特の光の使い方や空間構成は、彼にしか表現出来ない世界でした。
生意気なようですが、やはり絵画は気兼ねすることなく顔を近づけ、筆のタッチや絵の具の盛り上がりを目で追うようにし息をこらえて見て初めて画家と一体になる気がいたします。
展示作品計7点、勿論初めて見る作品も有りましたが、私はやはり「小路」が一番でした。“美の巨人たち”というテレビ放送で詳細は事前にお勉強しておりましたので、ただただ作品をじっくり鑑賞いたしました。
来年の夏の休暇はオランダ・ベルギーに行く計画ですので「アムステルダム国立美術館」でまた「小路」に再会できるのを楽しみにしております。「ハーグのマウリッツハイス王立美術館」での「真珠の耳飾りの少女」もぜひ本物をじっくり鑑賞したいものです。
それまでに良い仕事をうーんとして気兼ねなく旅に出られるように今、気合を入れたところです。