先日ご縁があって「職業能力開発総合大学校 東京校」におじゃまして来ました。
同校をパンフレット中心に紹介すれば、“自らの腕でものをつくり出す技能を持ち、かつ、ものをつくる方法である技術を併せ持つ人材を、私たちは、『実践技術者(テクニシャンエンジニア)』と呼びます。私たちが目標としているのは、この実践技術者の育成です。”となっています。特に平成11年には産業界が強く求めている創造力や企画開発力、問題解決力を備えた高度な実践技術者を育成するため、専門課程(2年制)卒業者等を対象とした応用課程(2年制)を設置して今後の経済社会を担うひとづくりを推進しているとの事です。
私が同校を訪れ先生に校内を案内していただき、企業で使用している物と同じ機械や道具を使って技能を高める実技の訓練を行っている事や実学融合のカリキュラムにより次世代を担う実践技術者のタマゴたちを育てている事が良く理解できました。
私も「オリジナルにこだわるものづくり」を心がけている者として大変共鳴できる「大学校」でした。最後に同校のパンフレットで私の気にいった一文を紹介いたします。
いま、社会で求められているのは「学位」ではなく、「真の実力」。
ものづくりは夢づくり。
同校の精神を身につけ、社会に羽ばたく実践技術者のタマゴたちが増えてゆけば、“ものづくり日本”の将来も明るいかも知れませんね。
私にとっては、大変刺激になった一日でした。
私もこれからも「ものづくりは夢づくり」を実践して行きます。