NO.143 お堂でみる「阿修羅」。

興福寺国宝特別公開2009と題する『国宝 阿修羅展』を見に奈良まで行って来ました。これは、東京と九州で公開されていた阿修羅像等の奈良興福寺帰山記念であり、仮金堂内で阿修羅立像・十大弟子像・八部衆像が釈迦三尊像・四天王像と一緒にお堂内に展示されている滅多にない公開展です。
私にしては珍しく約130分待ちの列にならびました。天気は、曇り時々晴れでしたが前日は大雨だったらしく足元はかなりぬかっておりました。結論 ならんだ甲斐がありました。お堂で見る阿修羅像は、本来の落ち着きを取り戻し博物館で見る像とは趣きが違いました。
奈良では、東大寺の『大仏様』を拝観しその大きさに圧倒され、大仏池周辺や二月堂周辺での紅葉を満喫して来ました。
翌日京都郊外のサントリー山崎蒸留所に寄り、湧き水の仕込水でウイスキーの「山崎」を飲み、「かぎ卯」で旨いうどんを食い満足しました。散歩がてらに寄ったアサヒビール「大山崎山荘美術館」にはえらく感激いたしました。この美術館は、大正の初期から昭和の初期に建てられたイギリスのチューダー様式の山荘をアサヒビールが修理補修し安藤忠雄さん設計の新館「地中の宝石箱」を併設して1996年春に開館されました。
まさに山荘美術館で自然と山荘、庭園が一体となったやすらぎの空間です。
お堂でみた『阿修羅像』も良かったし奈良の紅葉も良かったし、旨いウイスキーも飲めたし『やすらぎの山荘美術館』も良かったしの週末を過ごさせてもらいました。
これでしっかりお仕事をしないと罰が当たりますよね。