ここ数日朝晩まるで冬の気温で、寒がりの私としては、マフラーにコートでの冬支度です。
TVで京都の紅葉が綺麗なのを知り、“そうだ京都へ行こう”と相成りました。
まずは嵯峨嵐山へ、TVで放送されて混み合っている「二尊院」を避け「嵯峨釈迦堂」と藤原定家が小倉百人一首を編纂した庵の「時雨亭」へ、特に「時雨亭」は、紅葉の季節が特に京の名庭に数えられているようです。こじんまりとしたこの庵は、人もまばらで静寂の中で見る紅葉はなんとも言えず、日本人に生まれて良かった~の瞬間でした。
昼食は、混雑を避け早めに“とうふ料理”を味わい、一路浄土宗総本山「知恩院」へ。東山を背景にした「方丈庭園」の紅葉も素晴らしいものでした。紅葉の紅と言ってもいろんな紅が有る事を知りました。
夜は、「南禅寺」のライトアップされた庭園に行き枯山水と紅葉を満喫しました。
夕食は祇園へ、「祇おん 江口」で京料理を堪能。
翌日は、真言宗の「六波羅蜜寺」へ空也上人の立像と平清盛坐像などを鑑賞に行き、国宝「三十三間堂」では1001体のご本尊に圧倒されました。どこのお寺でも紅葉に満ち溢れていました。地元の人によれば、今年は例年になく紅葉が色鮮やかだそうです。
夜は京料理の「川とも」へ私も京料理の奥深さが少し解る歳になったようです。
「青蓮院」のライトアップは、現代的にLEDを多用したモダンなものでしたが、背景の竹林とのコントラストが大変グ~でした。
翌日は、朝早くに「永観堂 禅林寺」へ、こちらの紅葉も素晴らしいの一言でした。昼は以前に寄って気に入った、豆皿懐石の「祇をん 豆寅」へ、豆皿の京菜は十二の豆皿に京料理の伝統にのっとり、旬の素材を調理されたもので、大変おいしゅうございました。
カミサンとムスメとの京都三人旅は、紅葉と京料理を満喫した二泊三日の“幸せな時”の思い出の旅となりました。
おふたりさん、ちゃんと話を聴くから、懲りずにまた連れて行ってくださいね。