NO.282 3月10日戦災、11日震災。

まだまだ朝晩寒い日が続いておりますが、浅草寺の境内の桜は、少しずつですが開花の準備を始めています。

花粉もまだまだのようで私は、日々マスクと鼻炎スプレー・目薬が欠かせません。皆様もお気を付け下さい。

昨日3月10日は、東京大空襲から70年目を迎えました。

一夜にして10万人以上の民間人がこの戦災で亡くなりました。
特に私の住んでいる台東区や会社のある墨田区そして江東区などの
下町が特に被害が多かったそうです。

B29爆撃機およそ300機が計1700トンの焼夷弾を落とし、スカイツリーの有るエリア一帯や錦糸公園・墨田公園などは、目を覆う光景だったそうです。

祖母から我が家にも焼夷弾が二発落ちて全焼したことを聞かせられたことが有りました。
もう少しで他人が我が家の土地の上に家を建てそうになったけれど、金庫だけが残っていたので助かったと聞いた記憶があります。

江東区にある「戦災資料センター」に一度足を運びたいと思っております。

原爆を経験し多くの国民が悲惨な思いをしたこの日本。

平和を心底願う国民が危険な方向に舵を切ることを防いでくれることを願ってやみません。

また今日11日は、東日本大震災から4年目です。

死者が1万5891人おりその後4年経っても、避難生活を送られている方々が22万9千人もおられるそうです。

被災3県では災害公営住宅の完成がまだ15%しかなくまだまだ落ち着いた生活するのも大変だと思います。

また東京電力福島第一原発事故で被災42市町村のうち復興まで待てずに生まれ故郷を泣く泣く去った人が9万2千人もいるそうです。
自分が育ち生活した土地を去らねばならない気持ちを思うと胸が痛みます。
この日本ではいつ地震が起きるか分かりません、くれぐれも準備は怠りなく。

我が家では家具の固定は、自社のインテリア・アンカーで行い、備蓄も少ししています。

帰宅困難を考え、毎日足腰を鍛えております。