四月に入り咲き始めたソメイヨシノもすっかり葉桜となり、毎朝の駅までの散歩道である浅草寺境内の桜も先週が見納めでした。
今年は、例年お邪魔する上野の国立博物館内の庭園に行けなかったのですが、初めて「靖国神社」の花見には行けました。
しかし想像以の人ごみで少し驚きました。
外国の方も多く目に付きましたが皆さんそれなりに楽しんでいたようです。
しかし今週に入りぽかぽか陽気だったのがあっという間に冬に戻ったような気温で私も体調が今一です。
話はガラリと変わりますが、先日すでに終了してしまったのですが、日本橋室町センタービルで開催されていた、「フェルメール 光の王国展 2015」に行ってきました。
この催しは、フェルメール全37作品のリ・クリエイト絵画展です。
ちなみに監修は、生物学者の福岡伸一さんでした。
フェルメールのリ・クリエイト(再創造)作とは、彼が描いた当時の色彩を原寸大で再現したものです。
私も海外で彼の多くの作品を鑑賞してきましたが、彼の作と認識されている全37作品全部とはまだ出会っていません。
フェルメールフアンにとっては一堂に会した全作品を一か所で鑑賞できる絶好の機会でした。
が、生意気のようですが現地で本物をこの目でまじかに体験した者にとっては、あくまで精巧に描かれた「リ・クリエイト」でしかありませんでした。
何か心に響くアレがないのです。
オリジナルの作品は、我々の心に響きその時の印象がず~と残るものだと思います。
事は違いますが、私もこれからもオリジナルのモノ作りにこだわってゆきます。