七月に入り、夏祭りが始まりました。
私の住む下町「浅草」ではカッパ橋通りの「七夕」から始まり、入谷鬼子母神の「入谷朝顔まつり」それに浅草寺境内の「ほおずき市」と続きます。
江戸末期に入谷鬼子母神周辺が朝顔作りで栄えた事に由来する「入谷朝顔市」は、約200軒の朝顔業者や露店で賑わったようです。
今年は、我が家のベランダで朝顔を種から育ててるので買いに行きませんでした。
生憎の小雨の中でも多くの人出が有ったようです。
また「ほおずき市」は、何と室町時代から続く「功徳日」が始まりとされ、浅草寺では享保年間頃から「四万六千日」と呼ばれ、7月10日の観音様の縁日に参拝すると46000日分参拝したことに相当すると言う江戸時代中期からの言い伝えが有り、一生分の功徳が積めると言う風習です。
またこの「ほおずき市」では、「雷除」と言うお札が販売されます。
このお札は、江戸時代に赤トウモロコシをつるしていた農家だけが落雷に遭わなかった為、文化年間以降に「雷除」として赤トウモロコシが売られるようになったことが由来とされているそうです。
しかし明治元年に赤トウモロコシが不作で出店出来なかったことから、人々の要望を受け浅草寺から「雷除」のお札が授与されるようになったようです。
勿論私も毎年10日にこの「雷除」のお札を頂いております。
毎年このお札を頂いている私は、46000日分(約126年)分のお参り
を毎年重ねての御利益を頂けるので、末代まで安泰なのかな?