No.321 冬の足音上高地。

東京も木枯らし一号が吹き、いよいよ冬ももうそこまでの感があります。

毎日の通勤散歩でも冬の到来近しを感じるようになりました。

 

先日今年二度目の上高地に行ってきました。

6月に初めて以前から行きたかった「上高地帝国ホテル」に泊まれすっかり気に入っての再訪です。

今回は長女との三人プチ旅行です。東京駅からの夜行リムジンバスの楽ちんを覚えたので道中はあまり苦になりません。

一泊二日で計35キロの上高地周辺ハイキングでした。

前回よりはセーブしたハイキングでしたが、親子とりわけ母と娘が仲良く肩を並べて歩く姿を眺めるとほっこりします。

 

晩秋の上高地、特に雪を頂く穂高連峰やキーンと寒い明神池も心癒される風景です。

もう数日で冬場の休館に入る帝国ホテルのロビーは、暖炉の炎と薪が燃える香に包まれ冬のリゾートホテルそのものです。

寒さをこらえてテラスの寝椅子に横になりながら仰ぐ満天の夜空の星の多さに幸せを感じました。

流れ星も見えたのですが願い事をする余裕もありませんでした。

思わず「星に願いを」のメロディを口ずさむ私がおりました。

来年の6月ごろの新緑の季節にまた再会をスタッフの方と約束しお別れをしてきました。

 

美味しい空気と適度にハイキングが出来、ホテルのサービスと美味しい料理などなど我が家のお気に入りの拠点が一つまた増えました。