すっかり春めいてきて地元浅草寺境内も桜からつつじに選手交代の感があります。
そんな中陽気に誘われて、浅草より「つくばエクスプレス(TX)」で一路「筑波山」を目指すことにしました。
TXの終点「つくば駅」まで約40分!駅から直行筑波山シャトルバスで約50分で登山口「つつじヶ丘」のバス停に着きます。
ここから登山道の「おたつ石コース」で“女体山頂”を目指します。
当然登りのみの約2キロ100分のコースです。
以前にもこのコースで登山しましたが岩場続きで大変体力を消耗する健脚向きの登山道です。
途中全部で7つある「奇岩・怪石群」を通り「女体山頂」にある「御本殿」へ、御朱印を頂き丁度“カタクリの花”が見ごろな群生地を通つて男体山にある「筑波山頂駅」へ。
私の経験では、筑波山登山はのぼりは登山、帰りはケーブルカーが適しています。
山頂駅から宮脇駅へは、約8分!高低差は495メートルです。
駅近くの「筑波山神社」で参拝後、御朱印を頂いてお楽しみの日本の道100選にもなっている「つくば道」へ。
石段の残るつくば道にある「旧・筑波山郵便局」を見ながら営業時間を気にしつつ目的の蕎麦屋さん「ゐ田」へ。
ここは名物のご主人がいて“運が悪い”と彼が精魂込めて打つた無骨ともいえる太いソバについての“うんちく”を聞かされます。
“まず一口はつゆを付けずに、そして50回は噛んでください”とか・・。
その通り試すと、そばの香りと甘みが確かに広がります。
ゆっくり時間をかけて、そばの醍醐味と器の妙を楽しみたいお店です。
天ぷらそば2500円也でした。
又道を少し外れたところにあり江戸時代から続く「稲葉酒造」は、筑波山の湧き水で仕込む筑波山神社の御神酒「男女川」の醸造元です。
ここでは3種のお試しセットを頂きました。
帰りは「シャトルバス」がつくば駅まで最終時間にぎりぎりでしたので、時間に余裕がある「つくバス」で行きました。
駅の“スターバックス”でコーヒーを買って飲みながらTXで浅草まで帰りました。
プチ登山と山麓ウオークでの食巡りと“てんこ盛り”の一日でした。