No.388 即位祭典で考えたこと。

 

秋も深まりつつあり、朝晩のお散歩通勤での「浅草寺境内」は紅葉も終わり早朝からの掃除も大変な様子です。

 

都の発表によりますと18年度の海外からの旅行者は、約1424万人でそのうち約45%の旅行者が「浅草」に来ているそうです。

 

それでも連日早朝からの境内掃除の方々のおかげで境内はいつも清々しく気持ちよく過ごせています。感謝!

 

 

 

先日からTVなどで賑やかに報道されている、新天皇の即位を祝う「国民祭典」の行事が連日行われています。

 

新天皇皇后様のお披露目での御手振りでは、皇居前広場に3万人の国民がお祝いいたしました。

 

また天皇の即位に関する「即位の礼」での世界各国からお招きした超VIP達の方々の皇居内の動きなどTV報道が連日放送され巷での話題となりました。

 

台風被害などから延期された「祝賀御列の儀」での即位祝賀パレードでは、沿道に約12万人が早朝から列をなして祝福いたしました。

 

これらの「即位祭典」も「大嘗祭」を最後に終焉する事のようです。

 

 

 

この「大嘗祭」とは、天皇が一世一代限り行う天皇の皇位継承に際しての皇室伝統の大がかりな神事だそうです。

 

日本は世界でも類を見ない天皇を冠する伝統の国であり、国民も一致団結して多くの自然災害を乗り越え大多数の国民は、平和な暮らしを謳歌しているように一見見えますが、多くの国民の政治不信が根っこにあり少子高齢化の波を今後どのようにして政治家に託して行けるかは大変な不安材料となっています。

 

 

最近の印象では大人達が自分が存命中の生活さえよければ後は後世の世代が考えるだろうとの感じを持たざろう得ません、これでは子供達の時代に対してあまりにも無責任ではないかとふと思います。

 

数々行われているこの皇室の行事も伝統の一環で大切なことは一国民として理解で来ますが、この行事に費やされている国民の血税からの予算の一部でももっと国民の為になる有効なことに費やせないかふと考えさせられる「国民祭典」でした。