No.393 武漢市。

 

年明け早々から中国湖北省武漢市で発生し感染が拡大している“新型コロナウイルス”による肺炎の拡散防止の為、ついに中国政府は海外団体旅行の禁止を発表しました。

 

この発表は、丁度旧正月(春節)の旅行シーズン時期と重なり日本を含めた東南アジアの観光業に大きな打撃を与え、それに伴うホテルの大量キャンセルが相次いでいるようです。

 

すでに肺炎患者の死者数が130人(1月29日現在)を数え2003年のSARSの被害を上回る可能性が出てきました。

 

日本でも渡航歴がなく大阪から東京まで武漢市からのツアー客を乗せた奈良県のバス運転手の方が日本人初の感染者となったようです。

 

また政府のチャーター機で武漢市からの帰国邦人も急がれます。

 

今後感染を防ぐワクチンの開発や治療法の早期発見が急がれています。

 

現時点でパンデミック(世界的大流行)が起こる可能性次第では、世界経済に与える影響も心配されています。

 

私はそもそも新型ウイルスの為、事実上封鎖状態にある武漢市が人口1100万人を有する大都市と言うことも日本企業がかなりの数で進出していることも不勉強で知りませんでした。

 

私にとっては、このウイルス騒動が現時点で改めて中国がいかに世界経済に与える影響力が有るかを思い知った出来事です。

 

 

 

 

話は変わりますが、昨年から実行している国内9カ所のクラッシックホテル巡りもいよいよ終盤を迎えつつあります。

 

先日は残りの近場二カ所のうちの横浜「ホテルニューグランド本館」に宿泊してきました。

 

以前新館には泊ったことがありましたが、本館は初体験でした。

 

1927年に開業し変わらないたたずまいを残す本館は、1992年には横浜市認定歴史的建造物に、2007年には経済産業省が選んだ近代産業遺産の認定を受け、横浜・山下公園に係留している「氷川丸」前のランドマークとして親しまれています。

 

食事では“スパゲッティナポリタン”や“シーフードドリア”、“プリンアラモード”発祥のホテルとしても有名です。

 

またバーではオリジナルのカクテル“ヨコハマ”や“バンブー”も有名で、せっかくなので上記すべて試してきましたがさすがに老舗のオリジナルメニューとあって堪能いたしました。

 

クラッシックホテル巡りも後一カ所のみとなりましたが、それも来月には終了します。

 

最難関ホテル、楽しみです!