少しずつ早朝の空気も秋らしくなってきました。
毎朝参拝する浅草寺境内では、早朝にも拘らず海外からの観光客が境内や雷門で記念写真を撮る姿が大変多く見受けられます。
6月から開催されていた、パナソニック汐留美術館の「ポール・ケアホルム展」に終了ぎりぎりに何とか間に合って行くことが出来ました。
北欧モダンデザインの名匠の椅子を中心にした作品展です。
椅子の研究と収集で有名な「織田コレクション」からケアホルムの家具約50点と関連資料が展示されていて家具好きの私としては、大いに楽しませていただきました。
何度か作品展で訪れていた、現代美術を中心とした品川に在った「原美術館」が2021年1月に残念ながら閉館しましたが、その姉妹館の「原美術館ARC」に以前より行きたかったのですが、今回やっと行くことが出来ました。
館は、伊香保温泉にも近く今回は美術鑑賞と温泉とのプチ旅行です。
建物は、建築家の磯崎新氏による設計でピラミッド型の屋根のAと両翼に細長く伸びるギャラリーB・Cというシンメトリーを意識して配置された展示室で現代美術を楽しめました。
屋外展示は、アンディウオーホルなど内外の現代作家の常設作品が点在していました。
また併設されているレストラン「カフェダール」は、雄大な景色を眺めながら、ゆっくりと食事を楽しめました。
お恥ずかしながら伊香保に行くまで知らなかったのですが、近くに「竹下夢二伊香保記念館」が在り、大正ロマン漂う夢二の日本画を中心に詩や楽譜の装丁などが多く展示されていました。
夢二の最高傑作、「黒船屋」のレプリカも展示されていて驚きました。
また100年以上前に制作されたアンティークオルゴールの音色やアンティークピアノの演奏も楽しめました。
今回初めて行った伊香保温泉では、365段の石段を上った先に在る「伊香保神社」で参拝をした後にロープウエイに乗り「上ノ山公園」に行きました。
園内に在る展望台では、好天も幸いして遠く上高地や尾瀬などが一望できのんびりと楽しい時間を過ごせました。
帰りに日本三大うどんの一つに数えられている、水沢うどんの名店「五代目花山うどん」で食した、石段あい盛り二味(鬼ひも川・ひも川)の胡麻つゆが大変美味しかったのでお勧めです。
今後も体調管理怠りなく日々過ごし、行きたい所に行き、美味しいものを食べて過ごしたいと思っております。
日々感謝です。