五月は、浅草最大の催しである「三社祭」の月です。
地元浅草の「浅草神社例大祭」である通称「三社祭」は、コロナ禍の三年間を過ぎてようやく本来の祭の姿が復活いたしました。
我が家でもコロナ禍以前は、多くの来客達で大賑わいで祭りの数日前から料理の食材や飲料・氷の買い出しで女性陣はてんてこ舞いでしたが、今年は家族各自の都合でお祭り娘一人だけが神輿を担ぎました。
我が家のある浅草三丁目東町会の宮神輿は「二之宮」でした。
今年の「三社祭」は、国内外の観光客に多くの担ぎ手が加わり浅草周辺は一日中大混雑の大賑わいのうちに無事終了となりました。
翌日の通勤散歩での観音様境内は、掃除で大変だと思いましたが、毎朝の掃除をする方々のおかげで大変奇麗になっており感謝感動です。
浅草の裏手にある旧吉原を知る「大吉原展」が、上野の東京藝術大学大学美術館で開催され、評判通リ連日大盛況で入場するのに長蛇の列をなしていましたが、何とか会期に間に合って拝見してきました。
吉原の遊郭文化、しきたり、生活などを浮世絵作品と映像を交えてわかりやすく解説されまた風俗画や美人画を中心に、吉原約250年の歴史が紐解かれておりました。
圧巻の展示は、展示室全体で吉原五丁町の遊廓を「辻村寿三郎」の人形が並ぶ大掛かりな立体模型で遊女の生活が紹介されていました。
私の会期終盤はいつも混むと分かっていても終盤近くになると慌てて駆けつける性格なのは困ったものですね、気を付けねば。
一方7月7日まで開催されている展覧会には早々と行ってきました。
私の学生時代からの友人のお嬢さんの津田道子さんが「東京都現代美術館」の企画展示室でTCAA・の2022―2024受賞記念展として作品が展示されています。
私は、現代アートは個人の感性で感じるものと考えているので作品の良し悪しは正直分かりませんが、専門家の方からの評価では彼女の作品は、映像メディアの特性にもとづき、インスタレーションやパフォーマンスなど多様な形態で制作を行っており映像装置とシンプルな構造物を配置し、虚実入り混じる作品空間が、鑑賞者の視線や動作を操作し、知覚や身体感覚についての考察へと導いているそうです。
難しく考えなくても感じたままで・・・
今回の彼女の作品テーマは、「人生はちょっと遅れてくる」で驚いたことにどこで知ったのか来場者の約8割が海外からの方たちでした。
やはり現代アートは、海外の方たちのほうが理屈でなく楽しめる作品により興味があるのでしょうかね。でもとても楽しかったです!