No.457 初めての京都・奈良のトレッキング。

 

東京も桜が満開の季節になりました。

 

浅草の人出の多さに少し疲れたことも有り、初めて桜の季節に「京都・奈良へトレッキング」に行くことにいたしました。

 

京都・奈良へは度々訪れておりますが、桜の季節に特に海外からの観光客が多いと予想される京都・奈良へ行くのは初めてです。

 

それでもトレッキングなら市中の混雑はいくらか解消されると思い意を決して行くことにしました。

 

初日は、近江八幡のひとつの「三井寺」と紫式部ゆかりの「石山寺」に参拝を兼ねて軽く足慣らしです。

 

三井寺には、天智天皇・天武天皇・持統天皇の産湯に用いた霊泉があり「御井の寺」からの俗称として「三井寺」と呼ばれた名だそうです。

 

石山寺は、花の寺として知られ紫式部の「源氏物語」起筆伝説があり本堂から外を眺めると湖面に月が映っており、その風景を見て「源氏物語」の着想を得たとのことです。

 

昨年の大河ドラマ「光る君へ」で再度脚光を浴びたお寺です。

 

三井寺の名称起源や紫式部と石山寺との関係など知らない事ばかりで聞けば聞くほど色々と参考になりました。

 

今回の旅行の目的は、地元浅草等の混雑を避けて気分を変えて京都・奈良へのトレッキングの旅です。

 

「吉野山」は桜で名高い場所です。

 

生憎東京の桜満開を知ってから山歩きを始めましたが吉野の桜は残念ながら4~5分咲き程度でガイドさんの予想では、来週には見ごろになるだろうとのことでした。

 

千本口から七曲り下千本・中千本・上千本・奥千本と世界遺産の「金峯神社」までの道のりに在るおよそ3万本と言われる吉野山の桜ですが、満開ではなくて少し残念な思いでした。

 

多くの観光客は「金峰神社」までは頑張るとのことでしたが、折角なのでその奥の「西行庵」まで行きより頑張りました。

 

今回の「吉野山トレッキング」は、約15キロの道のりを4~5分咲きの桜を眺めながらのんびり楽しんで来ました。

 

最終日は、鞍馬から貴船までのトレッキングです。

「鞍馬寺」は、牛若丸として7歳から10年間修業した場所で義経ゆかりの寺として知られています。

 

仁王門から階段を上り本殿金堂まで行き奥之院経由で「貴船神社本宮」まで山道を渡り「神秘と癒しの空間・パワースポット場所」まで約8キロのトレッキングでした。

 

帰りは、「哲学の道」を歩き「南禅寺」までのんびり8分咲きの桜を楽しみました。

 

やはり京都市中は、海外からの観光客で溢れかえっていました。

 

もっともトレッキング中でも海外からの観光客は、多少おりましたが、市中ほどではありませんでした。

 

毎回ですが健康一番で初めて桜の季節の京都・奈良のトレッキングと地元の食材の食事を楽しました。

 

感謝の一言です。