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毎年開催されている、私の妹が会主の長唄「みのり会」に行って来ました。
今年は昨年までの会場と場所を変え、江東区の深川江戸資料館内の小劇場で開催されました。
雰囲気がまさに邦楽向きの大変良い小劇場でした。
日頃の稽古の成果が披露され、年に一度の生の邦楽に接する楽しいひと時を過せました。
助演の先生方並びに出演の方々、裏方の方々ご苦労様でした。
来年も楽しみにしております。
ところでこの江東区深川江戸資料館、墨田区の江戸東京博物館の小規模版ではありますが、なかなか情景演出が優れており紹介したいと思います。(最寄の駅は、大江戸線、半蔵門線 清澄白河駅下車 徒歩3分です。)
展示内容は、パンフレットによると以下の通りです。
天保年間末期(1830年代末頃)の深川佐賀町を想定し在来工法によって復元された建物と内部の生活用具、さらに照明や音響設備による情景演出を加え、さながら、江戸時代の深川にタイムスリップしたかのような、江戸庶民の人情と心意気の世界をくりひろげています。
正にその通りで一見の価値があります。興味のある方は、一度訪問されたら良いと思います。(展示室観覧料は、大人300円です。)
今年も三社祭りが行なわれました。
例年多くの方々の参加で盛り上がる我が家の三社祭りですが、今年は、娘の不参加?の為か参加人数は例年より少なめでした。
代わりに初参加の方たちで盛り上がり例年より話をする機会が多かったのが収穫でした。
例年参加者が多くろくに個別にお話しが出来ないのですが、違う意味で記憶に残る三社祭りで楽しかったです。
本社神輿は“二之宮“でしたが(本社神輿については、お調べください)
通達にも拘わらず神輿に人が乗り来年の宮だしに影響しそうです。
(この件については、新聞等をお読みください。)
それにしても何処から湧き出してくるか判らないほどの人人人でした。やはり地元浅草は“初詣”でなく“三社祭り”が一番です。
ジム通いにも拘わらず、体力の衰えか本社神輿に数分肩を入れただけで私の今年の三社祭りは終わりましたが、参加された方々も怪我もなく楽しんでいただけたようで会主としては楽しい一日でした。
参加された皆さんお疲れ様でした、来年も元気で再会いたしましょう。
美術館以外で印象に残ったのは、長女の通っている大学の環境の良さ(勉強に適した充実した図書館や厚生施設、広いキヤンパス)と動物園のパンダ親子の可愛さ、ポトマック川沿いのワシントンハーバーの気持ち良さ、ジョ-ジタウンの町並みなどが挙げられますが、一番印象に残ったのは、アーリントン墓地です。
ここは、辺り一面に戦士の墓があり白い墓標がとても印象的でした。
入り口から比較的近い場所にJ・F・ケネディの墓があり、もし彼が銃弾に倒れなかったら歴史は変わっていたかも知れないと思うと複雑な気持ちになりました。
隣には元妻のジャクリーヌの墓もあり不思議な思いがしました、元妻で死別後に大富豪のオナシスの妻となった人ですよ、J・F・Kもどんな思いで眠っているのでしょうか?
墓地内には、朝鮮戦争やベトナム戦争でなくなった戦士の記念モニュメントや映画でおなじみの硫黄島の記念碑がありました。
記念碑には戦死した兵士の名前が刻まれており、紙をかぶせて名前を写し取っている人も目立ちました。
帰り際空砲が聞こえたので振り向くと、イラク戦争で亡くなった戦士の埋葬が行なわれており、戦争が今も続いている現実を嫌でも感じずにはいられませんでした。
海外に行くと必ず思い知らされる事に食事があります。
私の場合は、海外に行くと必ず1.5~2.0㎏は体重が軽くなります。
特にアメリカでは、同じような食べ物ばかりで飽きてしまいます。
今回はタイ料理と日本料理に救われましたが、かなり消耗いたしました。(子供達のアメリカでの食生活には同情いたします。)
帰りは、サーリネン設計のダラス国際空港から一路成田へ向け帰国の途に着きました。(関空が出来るまでは、一番美しい空港と言われていました。)
バッファロー上空から見るナイアガラの滝が、きらきらと光っていてとても綺麗でしいた。
旅に行くとその土地の食べ物も食すのですが、今まであまり旨いものに当ったためしがありません。
家に着くなり近所の中華屋さんに駆け込みラーメンを食しました。
やはり日本が一番です。
連休に北海道に行く予定が急にワシントンDCに変更になりました。
以前から北海道3エリア目の旅行を予定していたのでしたが、留学中の長女の様子見の為の急な変更です。
この機会を逃すとおそらく、DCに行く事はないと思い、思い切って行って楽しむ事にしました。
ワシントンDCと言えば、美術好きにはスミソニアン協会の美術館博物館群とナショナルギャラリー、フィリップス・コレクション等行きたい所が目白押しの場所です。
この際行ける所は、全部回ってみると意を決しいざDCへ。
着いた翌日から歩くは歩くはの日々でした。(連日これほど歩いたのは久しぶりです。)ジム通いのおかげで足でなく目が疲れました。
何せ何処も広い、特にナショナルギヤラリーは昨年の大英博物館、一昨年のメトロポリタン美術館に匹敵するような規模でした。
特筆すべきは、西半球では唯一のレオナルド・ダ・ヴィンチの作品“ジネブラ・デ・ベンチの肖像”が展示されている事でしょう。
本場で見る一番の感激は、10センチの距離でダ・ヴィンチの筆使いをマジマジと鑑賞できる事です、もしこれが日本だとしたら長蛇の列でそれもせいぜい1メーターの距離で数分の見学だと思います。
その他印象に残った作品は、フェルメールの作品3点と印象派の作品群、特にモネ、マネ、ルノアールの有名作品など今でも目に焼きついています。(思う存分作品と一緒に写真も撮ってきました。)
ギャラリーは、2館に別れておりラファエル~印象派等の西館とI・M・ペイの設計による現代美術の東館とで成り立っております。
スミソニアンは、18の美術館群から構成されておりとても全部は到底見きれず、航空宇宙博物館と自然史博物館、東洋美術で有名なフリーアギヤラリーの3館に行きました。(これだけでも大変です。)
住宅街にあるフィリップス・コレクションは、ルノアールの“舟遊びの昼食”で有名な美術館ですが、幸いこの目玉の作品は貸し出し中でなくしっかり鑑賞できました。(良く貸し出し中です。)
海外の美術館や博物館に行くと感じる事があります。どの美術館も無料でインフォメイションもしっかりしており、これらは企業や個人の寄付等で成り立っています。それに比べ何と日本の美術館の料金の高い事、残念ながら日本とのメセナ活動の違いを大いに感じずにはいられません。
文化的には、日本はまだまだ後進国と言えそうです。