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パリ後半は、パリ郊外のポワシー市にある、ル・コルビュジエ設計のサヴォワ邸の見学です。
建築に興味がある方なら一度は写真等でご覧になっていると思いますが、現物は一段と迫力があり感激物でした。室内には有名なコルビュジエ作の家具もあり雰囲気は最高でした。
モネ晩年のアトリエのあったジヴェルニーにも行ってきました。
オランジェリーで見た「睡蓮」の連作が製作された広いアトリエ、日本から取り寄せた睡蓮や日本風の太鼓橋が広い庭の池にあり、住居の田舎家には日本の浮世絵があふれており、モネが日本とりわけ浮世絵に強く影響された事がわかります。マルモッタン美術館、オランジェリー美術館、ジヴェルニーとモネ好きには堪えられない旅でした。
旅の最後は、世界遺産「モン・サン・ミッシェル」の訪問です。
島全体が城砦であり、教会であり修道院であった古くからのキリスト教の聖地です。
バカンスの時期でもあり世界中からの観光客であふれておりました。
有名なオムレツを食べ完全にオノボリサン状態で一日を過ごしました。なにせパリより片道バスで4時間の距離にあり、旅の後半だったので少しくたびれました。
パリは、気温が20度ぐらいで過ごしやすくその分帰国時の東京の暑さには正直まいりました。
目的をもった旅は、楽しいものです。 来年は何処に行こうかな。
少し早めの夏休暇を取ってパリに行ってきました。
今回は、のんびりパリに9日間滞在し、お決まりの美術館めぐりとモネのジヴェルニーへの訪問、念願のヴィラ・サヴォワの見学それに世界遺産のモン・サン・ミッシェルに絞った旅でした。
二十数年ぶりに行くパリの美術館は、ルーブルにピラミッドが出来、オルセー、オランジェリーが新装されており滞在中各二回づつ通ってしまいました。
事前にミュウジアム・パスを購入したので何処もあまり並ばずスムーズに入館出来ました。このパスは、美術館巡りにはお勧めです。
旅の前半は、美術館巡りと決めておりましたので、毎日目的の美術館の住所とメトロ路線地図を片手に、にらめっこしながら石畳を歩き続けました。
上記の3美術館のほか、ドラクロア、ブールデル、ピカソ、マルモッタン、モロー、ケ・ブランリー、ポンピドーセンター等、気になる美術館は、ほぼ見学することが出来ました。
なかでもピカソ美術館は、当日次に見学したポンピドーセンターの現代美術館と対比しとても興味ある体験をいたしました。
それは、あまりにも現代美術にピカソの影響が大きい事です。
ピカソは、偉大だ、天才だ、と改めて思い知らされました。