BLOG BACK NUMBER 2009


PRESIDENT's DIARY -社長日記

NO.145 2009年を振り返って。

弊社は、本日年内の営業を終了させていただきます。
一年を振り返れば、夏以降のリーマンショック以降、特に建築業界はコストに益々厳しくなったような気が致します。
予算的には以前より厳しい環境にはありましたが、ますますその傾向は強くなり企業間の差別化が必要となりました。
弊社は、5年前より環境対応としてオリジナルの壁面緑化システムに力を入れており、おかげさまで図面指定も少しづつではありますが増え、厳しいなりにも大きな売り上げ減にはなりませんでした。
6月には経済産業省・中小企業庁より『明日の日本を支える元気なモノ作り中小企業300社』にも選定され対外的な評価も頂きました。設立以来コツコツとオリジナルのモノ作りにこだわり続け、多くの方々のお力を頂いた結果であると深く感謝しております。
これからも「アルティマ良志久・感謝の念」を持ちオリジナルにこだわるモノ作りに励もうと決意しております。
この一年間お世話になった方々に感謝いたします。また来年も少しでも世の中のお役に立つ物を提案出来る様に努力をいたします。
宜しくお願いいたします。有難うございました。

NO.144 30年ぶりのOB会。

先日、私が昔在籍した家具会社のOB会が30年ぶりに開催されました。総勢30名全国各地よりこの日の為に集合いたしました。
この会社は、私が今でもこよなく愛する家具「ハーマン・ミラー]社の日本販売窓口だった「モダンファニチャーセールス」と言う会社です。 残念ながら現在では存在しない会社です。
この日は、このすでに存在しない会社の元社員の集まりです。
この会社の営業を約2年半させて頂いたのが、今日の私の原点です。ここで担当した営業先の大手設計事務所や有名なデザイン事務所、大学の先生方からのアドバイスが今日のモノ作りに大変役立っています。
このすでにない会社のOB達は、独立して主にインテリア関係の会社を経営し活躍されています。今日の不況で皆さん苦労されていますが、この日ばかりは日頃の悩みも忘れ昔話に花が咲いておりました。皆さん年を重ねそれなりに外形は少し老けましたが、この時ばかりは昔に戻り若さを取り戻し話に熱がこもっておりました。
最近とみに中高の同期会やクラブのOB会やこのような集まりにお声をかけて頂く機会が増えました。やはり人は年齢を重ねると昔を懐かしんだり振り返りたくなるのでしょうか。
そういえば、大先輩が“お呼びがかかって参加しないと、あいつ天に召されたのかと思われるので出来るだけ参加するようにしている”と言われたのを思い出しました。
だんだん私もその年齢に近づきつつあるのでしょうか?

NO.143 お堂でみる「阿修羅」。

興福寺国宝特別公開2009と題する『国宝 阿修羅展』を見に奈良まで行って来ました。これは、東京と九州で公開されていた阿修羅像等の奈良興福寺帰山記念であり、仮金堂内で阿修羅立像・十大弟子像・八部衆像が釈迦三尊像・四天王像と一緒にお堂内に展示されている滅多にない公開展です。
私にしては珍しく約130分待ちの列にならびました。天気は、曇り時々晴れでしたが前日は大雨だったらしく足元はかなりぬかっておりました。結論 ならんだ甲斐がありました。お堂で見る阿修羅像は、本来の落ち着きを取り戻し博物館で見る像とは趣きが違いました。
奈良では、東大寺の『大仏様』を拝観しその大きさに圧倒され、大仏池周辺や二月堂周辺での紅葉を満喫して来ました。
翌日京都郊外のサントリー山崎蒸留所に寄り、湧き水の仕込水でウイスキーの「山崎」を飲み、「かぎ卯」で旨いうどんを食い満足しました。散歩がてらに寄ったアサヒビール「大山崎山荘美術館」にはえらく感激いたしました。この美術館は、大正の初期から昭和の初期に建てられたイギリスのチューダー様式の山荘をアサヒビールが修理補修し安藤忠雄さん設計の新館「地中の宝石箱」を併設して1996年春に開館されました。
まさに山荘美術館で自然と山荘、庭園が一体となったやすらぎの空間です。
お堂でみた『阿修羅像』も良かったし奈良の紅葉も良かったし、旨いウイスキーも飲めたし『やすらぎの山荘美術館』も良かったしの週末を過ごさせてもらいました。
これでしっかりお仕事をしないと罰が当たりますよね。

NO.142 初めての街“笠間”。

今年は「紅葉のカヤック」が実現出来なかったので、どこか今までに行った事のない所へ行く事にしました。
以前から気になっていた場所、芸術の香る街・笠間の『笠間日動美術館』とその分館である『春風萬里荘』です。
笠間市は、古くから稲荷と焼き物の町として広く知られてきました。
日動美術館は、印象派の画家の作品から現代美術まで幅広いコレクションがあり、中でも350点に及ぶ画家のパレットコレクションはここでしか見る事が出来ません。
個人的には、高橋由一の「鮭図」が印象に残りました。
また市内の丘陵地帯にある「芸術の村」は、昭和40年に北大路魯山人が住居としていた茅葺き民家を北鎌倉より移築し、『春風萬里荘』と名付け、開設された場所です。
春風萬里荘の前には広大な庭園があり、魯山人が自ら設計した茶室『夢境庵』、京都・龍安寺を模して作られた枯山水による石庭、睡蓮の池にかかる太鼓橋などもあり、久しぶりにゆったりとした気分になりました。また笠間芸術の森公園内にある『茨城県陶芸美術館』では{ガラスの植物学者“エミール・ガレ”展}が開催されておりガラスの作品群を堪能いたしました。
今まで行った事のない街を訪ねるのも悪くありません。新たな出会いを求めて近郊の美術館めぐりをこれからも続けたいと思います。
それにつけても、まだまだ訪ねる街は多そうです。健康でいなくては・・・

NO.141 奥利根湖と紅葉。

私の好きな秋10月も終盤です。
例年我が家の慣例イベント“奥利根湖カヤックツアー”は残念な事に今年も中止です。と言うのも今年は、水が少なく水位が例年になく低いのです。雨が少なかったせいかもしれません。それに紅葉が今ひとつでした。奥利根湖の紅葉のイメージが崩れるので、断念いたしました。その代わりに水上で温泉に浸かりそばを食べ、セゾン美術館を散策して秋を満喫して来ました。途中今話題の“八ッ場ダム”の集落付近を通つたのですが、工事中の橋の大きさには圧倒されました。何でここまで工事を進めて来たのでしょうか。地元の苦悩は計りしれないものがあると思いました。少し紅葉し始めた付近はダム湖が出来れば水没するとの事でした。環境破壊、自然破壊、なぜ人は、自分達中心にしか考えないのでしょう。自分達さえ便利になれば良いと言うのでしょうか。色々考えさせられる現場でした。
それにしても気分転換に少し足を伸ばして自然を満喫するのは最高です。高速道路1,000円の効果の為か幾分高速の渋滞が増えた気がしました。無料になってもっと渋滞が増えるとしたら困ったものです。自然に逢いに行きたいのですが、往復の渋滞を考えると少し憂鬱になります。ドラえもんの“どこでもドア”があればといつも思う私です。

NO.140 紅葉の日光

10月に入り少しづつ秋めいて来ました。先月末、少し早めの日光にハイキングに行ってきました。
場所は、日光「小田代ガ原」~「切込湖」「涸沼」周辺です。
「小田代ガ原」の湿原は、褐色の草紅葉が始まりだしており正にここでしか味わえない大自然のドラマを味わってきました。
奥日光には、一年を通して訪れておりますが、四季折々飽きる事がありません。
今のこの時期は、紅葉を訪ねてハイキング。冬場はXCスキーの季節になります。
また「切込・刈込湖」は原生林の中にたたずむ神秘的な湖です。
「涸沼」は、かつては湖でしたが現在はすっかり草原化して砂地が広がっています。涸沼から見上げる周囲の山々の紅葉は絶品です。空気は美味しいし正に秋のハイキングの醍醐味ここにありでした。
もう暫くすると日光も秋の紅葉シーズンになり特に「いろは坂」の渋滞はTVに毎年取り上げられますが、私はこの時期を少し前後にずらし紅葉を楽しんでいます。
またこの時期は“カヤック”のベストシーズンです。
今月はぜひ「奥利根湖」へのツーリングに行きたいと思っております。
都会の緑の少ない浅草に暮らしていると、なぜか無性に自然が恋しくなります。
今月は、自然に逢いに行く機会をたくさん持とうと思っています。

NO.139 ものづくりのタマゴたち。

先日ご縁があって「職業能力開発総合大学校 東京校」におじゃまして来ました。
同校をパンフレット中心に紹介すれば、“自らの腕でものをつくり出す技能を持ち、かつ、ものをつくる方法である技術を併せ持つ人材を、私たちは、『実践技術者(テクニシャンエンジニア)』と呼びます。私たちが目標としているのは、この実践技術者の育成です。”となっています。特に平成11年には産業界が強く求めている創造力や企画開発力、問題解決力を備えた高度な実践技術者を育成するため、専門課程(2年制)卒業者等を対象とした応用課程(2年制)を設置して今後の経済社会を担うひとづくりを推進しているとの事です。
私が同校を訪れ先生に校内を案内していただき、企業で使用している物と同じ機械や道具を使って技能を高める実技の訓練を行っている事や実学融合のカリキュラムにより次世代を担う実践技術者のタマゴたちを育てている事が良く理解できました。
私も「オリジナルにこだわるものづくり」を心がけている者として大変共鳴できる「大学校」でした。最後に同校のパンフレットで私の気にいった一文を紹介いたします。
いま、社会で求められているのは「学位」ではなく、「真の実力」。
ものづくりは夢づくり。
同校の精神を身につけ、社会に羽ばたく実践技術者のタマゴたちが増えてゆけば、“ものづくり日本”の将来も明るいかも知れませんね。
私にとっては、大変刺激になった一日でした。
私もこれからも「ものづくりは夢づくり」を実践して行きます。

NO.138 「かわさきIBM市民文化ギャラリー」

今思うと古い話になりますが、昭和57年(1982)に「かわさきIBM市民文化ギャラリー」が開館いたしました。
当時私は、ワイヤーのグリップ今で言うピクチャーハンガー等の使用現場でPR効果が期待出来る物件を探しておりました。たまたまご縁が有り当時川崎駅の近くに建設中だった「日本IBM川崎事務所ビル」の設計事務所の設計士を紹介されました。
そのビルの2階に、地域社会と共存し、地域文化の発展に貢献する為のスペースを川崎市に無償貸与するギャラリーを計画中でした。
その設計士さんと多目的スペースとして今までにないワイヤー使いの展示法を考える事になりました。
あれやこれやと面白おかしく話す内に天井と床にグリップを埋め込み展示内容に合わせてワイヤーにて棚やパネル、オブジェ等を展示し壁面周りに当時少しづつ一般的になってきたピクチャーレールを埋め込み、壁面と空間を自由に活用できるスペースにしようとの事になりました。
そして1982年7月に思いのこもった「かわさきIBM市民文化ギャラリー」は、現代美術中心の展示スペースとして開館いたしました。
営業的には当時あまりPRする機会がなく思い出として記憶にあるだけでした。ところが先日ある作家の方からグループ展の案内状を頂、その展示会が川崎のギャラリーで行われ、それも〈フィナーレ展〉と成っていました。
今月10日の展示会を最後に閉館する事になったようです。
思えば28年前の血気さかんな若造達の想いが詰まったスペースでした。
駆け込みで懐かしのギャラリーに足を運び暫く想いにふけって来ました。あれから28年経ち今もあの頃の情熱を忘れずに、現在信念を持ち計画実現の為行動している自分は、見かけは歳相応になりましたが、心は変わっていない事を再発見でき“ほっと”しました。
ここまで来るのに、多くの方にお世話になり今の自分が居ります。感謝の念を持ちこれからも人の役に立つ事を提案・実現して行きます。
我々だけではとても実現できません、協力宜しくお願いいたします。
それにしても閉館残念だなー。

NO.137 オランダ・ベルギー車窓の旅!

今回の旅は、列車とバスの旅でした。
東京駅のモデルになった「アムステルダム中央駅」から列車で約50分「デン・ハーグ中央駅」に着きます。ハーグでは前回書いた【マウリッツハウス王立美術館】などを見学しました。またひっそりとしたたたずまいのチャーミングな町「デルフト」は、同じく「アムステルダム中央駅」から列車で約1時間、運河が新旧教会を映しアンティークや古本の露店がぎっしりと並ぶのんびりとした町でブラリ散歩するのに気持ちがいいです。
オランダで最も大きい「デ・ホーへ・フェルウエ国立公園」内にある【クレーラー・ミュラー美術館】へは、「アムステルダム」から列車で1時間10分かかる「アペルドールン駅」からバスを乗り継ぎ乗り継ぎやっと着ける遠方の地です。近くの「へット・ロー宮殿」へもやはりバスです。バスの旅も地元の人が大変親切で困る事はありません。
アムステルダム市内の移動は、市内電車「トラム」で行え便利でした。アムステルダムからブリュッセルまでは国際列車で車窓の旅が味わえます。なかなか田園風景も味があります。
今回の楽しみの一つは、ベルギー料理です。ムール貝にベルギービール何を食べても美味しかったです。
「アントワープ」へもバスの旅です。“フランダースの犬”で有名な「ノートルダム大聖堂」なども見学できます。
ブリュッセルにある大広場「グラン・プラス」に面した民宿にラッキーにも宿泊出来たのも良い思いでです。ヴィクトール・ユーゴーが“世界で最も美しい広場”と称賛した大広場です。
帰りは、「パリ」経由にしたのでまたまた国際列車で車窓の旅です。
パリには一昨年9泊したので今回は、見たい絵画だけを【オルセー、オランジェリー、ルーブル、ピカソ、ポンピドーセンター】の各美術館で見てきました。勿論ケ・ブランリー美術館の壁面緑化もしっかり見学しました。相変わらずの美術館めぐりでしたが、列車とバスの旅も良いものですね。今回はあまり期待をしていなかった「デルフト」のこじんまりとした運河と街並みが「パリ」の大都会に比べ大いに安らぎを与えてくれた良い旅でした。
次回は、どの絵を見に行こうかしらアレならプラド、コレならエルミタージュ・・・またご褒美に、楽しい旅が出来るように、しっかりお仕事します!

NO.136 やっと行けた【マウリッツハウス王立美術館】!

夏季休暇を使い今年は、オランダ、ベルギーへ行ってきました。
両国へは初めての訪問です。
目的はズバリ、「私的名画の旅」です。
オランダでは、アムステルダムの【国立博物館】のレンブラントの「夜警」やフェルメールの「牛乳を注ぐ女」 【ファン・ゴッホ美術館】のゴッホ・コレクションやアルンヘム郊外の【クレーラー・ミュラー美術館】のゴッホ作品と彫刻コレクシヨン・・・
そしてハーグの【マウリッツハウス王立美術館】のフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」「デルフトの眺望」レンブラントの「ニコラス・テュルプ博士の解剖学講義」など・・・
またベルギーではブリュッセルの【ベルギー王立美術館】のルーベンスやブリューゲルの作品など・・・以前からこの目で一度本物をじっくり見てみたい作品のオンパレードの旅です。
各作品の私なりの印象を述べると長くなるのでコメントは差し控えますが、本物の迫力には引き込まれる思いが致します。
中でも【マウリッツハウス王立美術館】は、オランダで最も美しい建物のひとつと称されており、17世紀建造のエレガントな建物が池の水面に映り素晴らしい景観でした。
ヨハネス・フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」又の名を「青いターバンの少女」は、思いの外小さな作品で、あまり大きくない部屋の壁に何気なく展示されており、見る者を魅了します。
ロイヤル絵画ギャラリー【マウリッツハウス王立美術館】は、私の期待に大いに答えてくれた旅のハイライトになりました。

NO.135 【浅草寺】本堂の改修工事について。

私の住んでいる浅草の【浅草寺】本堂が現在大規模な外部改修工事を行っております。【浅草寺】は、日本を代表する観光名所の一つであり参拝客は、年間3,000万人にのぼり年間を通じにぎわっております。
請け負った建設会社は、参道をふさがず、【浅草寺】が参拝者の受け入れを中止せずに施工するのが条件だったようです。
改修工事は、建物の耐震化に伴い屋根瓦を現在の粘土焼成本瓦を撤去して軽量なチタン製の瓦屋根にする事のようです。改修の為、本堂の屋根全体を「素屋根」で覆う大工事です。
「素屋根」の架設にあたって、通常の工事では参道を閉鎖しないと参拝客の安全が確保できなくなるので、今回は屋根材をスライドさせながら必要な場所に移動させるスライド工法が取られたようです。
このおかげで、本堂の参拝は滞る事もなく先日の「ほおずき市」も無事に行われました。
「素屋根」の面積は4000平米とか。2010年12月に完了予定なので来年の「三社祭」も現在の姿のままです。
瓦の総数は、なんと73000枚! 総重量は、約900トンですが、今回の改修でチタン製にする事により200トンに軽量化できるようです。完成時は、屋根全体の風合いを損なわぬ配慮もされるようで、今から竣工が待たれます。
1945年の東京大空襲で国宝だった当時の本堂は焼失し再建されてから約50年。当時と同じ建設会社が請け負います。
総工費17億円 工事会社は「清水建設」です。

NO.134 ロードバイク!

以前よりチャリンコからの脱皮を試みていたのですが、中々果たせずにいましたが、ついに念願かなって久しぶりにチャントシタ自転車を手に入れました。鮮やかなブルーのロードバイクです。
今までにマウンテンバイクは、数台乗り継ぎましたが、今回は初めてのロードバイクです。
街乗り中心に走る為か、えらくタイヤが細いのです。空気も眼一杯入れるのでパンクが心配です。
初走行は、以前から関心があった「都立汐入公園」にしました。
隅田川沿いのロードコースは、川風が心地よく気分もサイコーです。
これからの季節日中は暑いですが、軽いサイクリングなら朝晩ならOKです。通勤とは言わないまでも、念願のロードバイク有効に活用し、少し行動範囲を広げたいと思います。
イメージはヘルメットにリック姿で颯爽と風を切る中年のカッコ良いおじさん姿です。がー ジムで鍛えている割には走った後は、なぜか全身が何処となく痛いのです。
周囲を意識して走っているせいか、余分な力があちらこちらにかかっているようです。誰も私のロードバイク姿など気にしていないのは知りつつもつい・・・
自分の画くイメージ通りにはなかなか行かないものですね。
事故に気をつけてロードバイクを楽しみたいと思います。

NO.133 人間の可能性について。

6月に入り梅雨の季節になりました。
人にとっては、うっとうしい季節ですが、植栽にとっては大事な時期です。この季節新緑が目に心地よく緑に癒されます。
景気もあまり芳しくなく、今ひとつ元気が湧きにくい中に明るいニュースがありました。
盲目のピアニスト「辻井伸行」さんが国際ピアノコンクールで優勝した事です。
私はJAZZが好きでピアノではビル・エヴァンスやレッド・ガーランドなど良く聞きます、盲目のピアニストではアート・テイタムやレーニイ・トリスターノなどを思い浮かべます。
ポップス系では、レイ・チャーチルやスティビー・ワンダーなど多くの盲目のピアニストがいます。
私の知る限り盲目のピアニストは、心の目で音楽を奏でているように思えます。決して目が見えない事がハンデと感じず、あるがままを受け入れ自分の可能性を信じ努力で乗り越えて行く勇気に私は、感動します。人間の可能性を感じます。
自分の潜在的な能力が環境により開花するかどうかは、自分の持って生まれた何かに左右されるようです。
私もこの世の中で自分には何が出来るか、自分の可能性を信じ我慢強く頑張る勇気をもらった出来事でした。

NO.132 三社まつり

今年も我が地元浅草では、一年で一番盛り上がる「三社まつり」がとりおこなわれました。
浅草では、正月の「初詣」や「浅草サンバカーニバル」、「ほうずき市」等大勢の人が集まる事が有りますが、私としてはやはり「三社まつり」が一番地元が活気づくイベントだと思います。
昨年一部の人が事前の注意にもかかわらず、宮出しの際に神輿に乗り逮捕されたり等の不祥事が有り、慣例の宮出しが中止になつた経緯があり、二年ぶりの宮神輿のお出ましでした。(宮神輿等は、浅草神社のHPを参照ください)
5月の17日に近い日曜日は、我が家では毎年家族の友人知人や知人の友達など大勢の方々で飲めや歌への大騒ぎです。
やはり「三社まつり」は、年一回の青鹿家の一大イベントです。
前日から部屋の掃除、食べ物や飲み物の準備で飛び回りますが、今年からは“我がお祭り娘”が帰ってきたので、準備はスムーズに出来ました。
今年の目玉は、なんと言っても我が家の玄関の前で友人の宮内君とお弟子さん達による和太鼓のライブでした。(私の昨年12月2日付の社長日記を参照ください。)
我が家のお客さん達だけでなく通りすがりの観光客の方たちも一緒に彼らの和太鼓のパフォーマンスを楽しみました。
向かいの家の二階からはおひねりを頂きました。
年々友人達の輪も広がり今年もインターナショナルな「我が家の三社まつり」となりました。
この祭りを通じて外国人の方々にも日本の祭りを楽しんでもらい、少しでも国際交流がより進み、お互い理解し合える良い関係が続く事のお手伝いが出来れば幸せです。
来年も皆さんまた元気に再会する事を約して散会いたしました。
参加者の皆さんお疲れ様でした。
三社に興味がある方は、来年参加しませんか?

NO.131 モノ作り中小企業300社

皆様も連休も終わり、今週から本格的に力を入れてお仕事をされている事と思います。
私も連休は、のんびりバタバタで終了いたしました。
ところで先月24日に中小企業庁より公表された『2009年元気なモノ作り中小企業300社』に弊社が選定されました。
この概要は、以下の通りです。
中小企業は、高度なモノ作り技術によりわが国産業の国際競争力を支える経済活力の源泉となっています。
また、規模は小さくても、モノ作りを通じ地域経済に貢献している企業、社会的課題に対応して新規分野を開拓している企業などが存在します。
普段は目に触れにくいものの、こうした重要な役割を果たしているモノ作り中小企業の姿を、広く国民に対してわかりやすく示すことにより、選定された中小企業の事業機会の拡大や活力の高まり、他の中小企業の一層の奮起、若年層を中心にモノ作り分野に対する関心を持つきっかけとなることを期待し『2009年元気なモノ作り中小企業300社』を選定しました。
2006年より始まった300社の選定です。その内弊社は、『キラリと光るモノ作り小規模企業』150社の一社です。
東京都は17社の選定でした。区部では大田区や八王子市が複数企業であり残念ながら我が墨田区は弊社のみでした。
モノ作り企業が多い下町にはまだまだ独自の技術を持つ中小企業が多く存在いたします、下町すみだが元気になるようこれを励みにこれからも独自の企画でモノ作りをし、少しでも社会に貢献したいと思います。

NO.130 第十二回 長唄 「美紀会」

今年も私の妹が会主を務める「美紀会」が「深川江戸資料館」内の劇場で行われました。延べ200名近くの方々が来場され、唄と三味線を楽しまれました。会も今年で12回を重ね、年々盛会になって来ました。
唄や三味線の演奏も3歳から78歳までの幅広い方々で行われ、来場者も歳若から老齢の方々まで年代層も富んでおりました。
数日前に朝日新聞の記事に出ていた若手で有望株の「杵屋利光」さんも毎年賛助出演されております。
彼らが演奏者の脇を固めるせいか、思わず演奏に引き込まれる事もありました。それにしても彼の唄声は会場内に良い響きをもたらします。さすがですねー。
二回の休憩を挟み二十一曲の演奏会です。
曲目は、主に歌舞伎音楽いわゆる三味線音楽が中心です。
そもそも長唄とは、歌舞伎舞踊の伴奏音楽として発展し、幕末に歌舞伎から離れ純粋な演奏用として(お座敷長唄)が生まれ、明治になるとその長唄演奏が盛んになり、新しい趣向の曲も作曲され多種多様に表現の幅を広げて今日に至ってきている音楽だそうです。
回を重ねる事つまり継続する事の難しさ、でも大切さは、会社経営にも通じます。
毎年妹主催の「美紀会」で大いに刺激とパワーをもらう私です。
これからも立場は違いますが、オリジナルにこだわり大いに刺激し合う「会と会社」で有りたいものです。

NO.129 阿修羅展に行ってきました。

現在上野の東京国立博物館平成館で開催されている「国宝 阿修羅展」を見学して来ました。
ちょうどサクラの満開と重なり上野公園は“人人人”で大賑わいでした。
「阿修羅展」は、奈良興福寺の創建1300年記念し、同寺の中金堂再建事業にあわせて、名宝が一挙に出展される奇跡の展覧会だそうです。
会場では、奈良興福寺でお会いしてから二十数年ぶりの再会となった「阿修羅像」をはじめ国宝・八部衆像、十大弟子像、再建される中金堂に安置される薬王・薬上菩薩立像など約70件が展示されておりました。
現存する全14体が史上初めて東京に勢揃いするとあって会場の熱気は、お年寄りには少々厳しかったのではないかと思いました。やはり注目は「阿修羅像」です。会場でも一体のみが一部屋の中心に展示され見学者は、ぐるーと一回り出来るようになっており、好きな角度から眺められます。左右のお顔も各々主張され大変趣があるお顔です。正面のお顔は、見る角度で表情が変わり何ともいえません。1300年の遥か昔にこのような仏像が製作された事や作者の思いが伝わり、日本の美しい文化と心がたまりませんでした。
博物館の本館裏の庭園がサクラの開花に合わせ開放されていて庭園を散策しながら満開のサクラを堪能できました。
博物館を一歩出ればそこは上野公園です、満開のサクラの下で飲めや歌えの大騒ぎ、これも平和日本の一風景でしょうか。
帰りは、お馴染み“井泉”でとんかつとビールで満足の一日でした。

NO.128 とんかつ!

年度末の3月ですが、例年と比べ今一つパッとしません。
官庁の残予算が厳しいのか、道路の改修工事ばかりが目に付きます。
皆様の業界では、如何ですか。
話をガラット変えて、「とんかつ」についてです。
私が物心付いた頃から、肉が好きでグルメだった父親に連れられ都内のあちらこちらの名店に顔を出しておりました。
父から良く銀座の「ステーキ」、浅草の「てんぷら」、上野の「とんかつ」が旨いと言い聞かせられていました。
そこで「とんかつ」です。
上野御三家は、「双葉」「本家ぽん多」「蓬莱屋」ですが、値段と味で我が家は良く「井泉」に行きます。「井泉」では“特ロース”がお気に入りで、酒の肴に塩辛で一杯が決まりです。
その他浅草の「桃タロー」や大井町の「丸八」高田馬場の「とん久」それに京橋の「松若」ここは、かつやですが“オムレツとコロッケ”を良く頼みます。
かつには“豚汁”と“キャベツ”がつきものです。各店それぞれの“豚汁”と“キャベツ”があり、かつをたべながらのもう一つの楽しみでも有ります。
最近は“かつ丼”にも凝っています。神田の「勝漫」銀座の「梅林」や前出の「井泉」や「桃タロー」です。
まだまだ“とんかつ”について私なりの各店についてのうんちくはありますが、お腹がすきだしたので又次回にいたします。
今日の昼は何処に行こうかな?

NO.127 三月大歌舞伎

東銀座にある「歌舞伎座」に“元禄忠臣蔵”の公演を見に行ってきました。と言うのも今の歌舞伎座は、老朽化した為に建て替えが計画されています。随分前に歌舞伎を見て以来ついぞ行く機会がありませんでしたので、この機会にと「歌舞伎座さよなら公演」を見に行った次第です。演目は時間的に間に合う、夜の部の“大石最後の一日”でした。
歌舞伎にあまり詳しくない方もいらっしゃると思いますので、かいつまみますと赤穂浪士の討ち入りが有り、浪士が罰のお沙汰を待つまで、お預けになっている細川家での大石内蔵助達の物語です。
配役は、内蔵助に“幸四郎”、磯貝十郎左衛門に息子の“染五郎”です。二人は麒麟麦酒のCMでも競演していましたね。
もう一つこの公演に行った理由があります。内蔵助の相手役堀内伝右衛門の“歌六”と細川内記の役の息子“米吉”を見たかったからです。
“歌六”こと小川進一君が中高の同級生で彼が息子と競演するのを建て替え前の歌舞伎座で見たかったのです。が彼らの台詞の時には思わず“力”が入り台詞が最後まで無事に終わるのを祈る?状態でした。
“歌六”ともある人に大変失礼な話ではあるのですが、彼が長台詞の時は歌舞伎座中の観客が本人一人に集中していますので、もしここで台詞が止まったらと想像するだけでどっと疲れます。
でもさすがに大したもので(当たり前ですよね)、幸四郎さんを相手に大役をこなしておりました。小川君ゴメンなさいね。そういえば幸四郎さんも染五郎さんも共に小川君同様、中高の同窓でしたのに、なぜか歌六だけに“力”が入ったのでした。
“元禄忠臣蔵”は、3月26日までの公演です。歌舞伎と歌舞伎座に興味がある方はぜひこの機会に!
帰りはすがすがしい気分でなぜか「サクソンのビーフカレーとチョコレートケーキ」と相成りました。
さすがプロは凄い!私も張り切るぞーの元気をもらった一夜でした。

NO.126 ウイスキー好きの祭典。

毎年開催されている、ウイスキー好きの祭典である「ウイスキーマガジン・ライブ!」に行って来ました。
今年で9回目になるこのイベントは、毎回参加者が増えて今回は4,750名との事でした。
飲んだクレの祭典は、参加企業の各ブースで超プレミアム以外のどのウイスキーも無料の為、例年会場中飲んだクレがたむろしふらふら状態の人達で込み合います。正に会場中ウイスキーの香りで充満します。会場ではライブの演奏が行われていますが、皆さんひたすら飲んでおります。
会場で行われる人気セミナーは、毎回すぐに満員になります。
今回私は、“キルホーマン蒸溜所、秩父蒸溜所、チョコレート&ウイスキー”の3セミナーを申し込みました。この人気3セミナーは、あっという間に完売でした。
“キルホーマン蒸溜所”は、スコットランドのアイラ島に124年ぶりに誕生した蒸溜所です。3年物のシングルモルトの紹介でした。まだ若いモルトでしたが、10年後が楽しみの予感を感じさせるモルトでした。(ちなみに私は、限定物のこの3年物をゲットしております)
“秩父蒸溜所”は、創立者の肥土伊知郎さんが日本一新しいウイスキー蒸溜所について語りました。少しご縁が在るので頑張ってほしいと思います。私も応援します
最後の“チョコレート&ウイスキー”は、シングルモルト&ショコラのマリアージュで各エリアのシングルモルトと創作ショコラとのマッチングでした。色々試してみようと思いますが、マッチングは中々奥が深いと思われます。
楽しみにしていた、飲んだクレの祭典も無事終了しましたが、帰りになぜか無性に蕎麦が食べたくなりました。
地元浅草の「並木の藪」に寄り子供のころから好きだった“てんぷら蕎麦”と“かけ蕎麦”を食して無事帰宅いたしました。
昼前から好きなモルトウイスキーをタラフク飲み、終わりに好きな蕎麦を食いの大満足の一日でした。
来年も健康管理に気おつけて、体調良くこのイベントに臨みたいと思います。

NO.125 ミック・ジャガーに教わった事。

先日遅まきながら、「ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト」と言う映画を見に行きました。
我々同世代には懐かしいロック・バンドです。
特にミック・ジャガーとキース・リチャーズは、ストーンズの要です。ミックのボーカルとキースのギターは、45年前から変わりません。音楽映画ですがこの臨場感は、ナカナカのモノでした。
06年のNYのライブでしたが通常のスタジアム・ライブでなく収容人数わずか2800人と言う「ビーコン・シアター」でのライブの為、至近距離での臨場感がスクリーンを通して観客の興奮を一緒に体感できました。
ともかくミックのステージでの動き、これは矢沢・桑田・小田以上です。(エイチャン・サザン・和正さんの事です)
あの“バイタリティー”には、感動です。私より勿論年上です。
デビューから45年平均年齢64歳の“世界最強のロックバンド”のライブは、ポリシーにぶれがなく自分達のやりたい事を自然体でし続ける事の大切さを私に教えてくれたようです。
私も大事なのは、「仕事の芯にぶれがなく信念に忠実に自然体で楽しみながら事に当たる」をミック・ジャガーのライブを見終わって感じました。
帰途はミックの“サティスファクション”を口ずさみながらとなりました。それにつけてもミックのあのパワーは、只者では有りませんぞ。

NO.124 古道と巨樹 もうひとつの日光。

先日XCスキーをしに、我が家ではおなじみの「日光~小田代ヶ原」に行きましたが、今年は暖冬の為か生憎雪のコンデションが悪くXCは断念、その代わりに以前より気になっていた、「二荒神社」本社の西約一キロの山中に在る「滝尾神社」へ行ってきました。
駅のポスターで初めて知った「滝尾神社」までは、まず滝尾参道を通り日光山の開祖“勝道上人”の霊をまつるお堂である「開山堂」へ、感激の一言 苔むした杉の巨樹に囲まれてたたずむ石仏、辺りには誰もいないシーンとした雰囲気。
余韻を残しながら奥へ進むと、寛政5年に建てられた石鳥居のある「北野神社」へ、うっそうとした杉木立の中にひっそりと建っている社、こちらも素晴らしい雰囲気。学問の神様“菅原道真”を祀った社です。
滝尾参道は、石畳の参道です。両側は、樹齢500年以上の苔むした杉と松の巨樹です。途中石仏がひっそりと佇んでいます。
しばらく行くと“空海”が修行したと伝えられる「白糸の滝」が見えてきます。急な石段を上ると弘仁8年に創建された「滝尾稲荷神社」そして“弘法大師”(空海)が滝尾の大神“田心姫命”を祀った社「滝尾神社」が見えてきます。
日光には年数回XCスキーやハイキングに訪れておりますし、東照宮にも何度となく参拝しておりましたが、その裏手にはついぞ足を踏み入れた事がありませんでした。初めて行った日は、生憎小雨でしたので「開山堂」までで断念しましたが、苔むした巨樹と石仏が雨にぬれて何ともいえない良い雰囲気でした。あまりに感動的な出会いでしたので、翌日は「滝尾神社」まで行ったわけです。
私は比較的あちらこちら行く方ですが、なじみの土地であっても自分の感性にあった、知らない場所がまだまだ多く在るものですね。
未知の場所を訪ねる旅を続けるには、時間と健康が必要です。
時間は作れても健康は日々の心がけが大切です。足腰の弱りは、私流の“歩きの旅”に影響しますので、これからも自分流の健康管理に留意し歩きの旅を続けたいと思います。

NO.123 友達のありがたみ。

最近になって中学時代からの友人達からお声がかかる事が増えています。
年を重ねると社会的に立場が微妙に変化してきて、気楽に話し合える仲間が懐かしくなるのでしょうか。
年に数回、暗黙のうちに幹事役になった、S君T君O君らのおかげで築地「宮川本店」で同期会が行われています。(ちなみに同期のW君のお店です。)今回は忙しい中30名近くはせ参じました。
美味しい鰻のフルコースも楽しみですが、高校卒業以来40年ぶりに会う仲間も中には居ります。
さすがに年を重ねただけあって多少容貌はそれなりになっておりますが、昔の面影は充分残っています。
社長、会長、理事、監査役、医者、歯医者、教授、先生、歌舞伎役者等々中には神父さんまでいます。色々肩書きはついておりますが、我々の中ではオイ・オマエですべて通ります。
オーナー以外は定年までカウントダウンの年齢ですが、出席者達はいたって意気盛んです。
楽しい一時はあっと言う間に過ぎ去ります、翌日には当然ながら厳しい実社会に戻らねばなりません、私も友人達からパワーを貰い自分に負けずに明日も張り切って行こうと言い聞かせ家路に着きました。 友達って良いもんだなー。

NO.122 新しい年の新たな確信。

お正月は、皆様どのように過ごされましたか?
私は、例年家族で墓参りと地元の神社「待乳山聖天様」・「おとり様」にお参りに行きます。
地元である「浅草寺」は、あまりに人が多く例年仕事初めの日に参拝しております。
不景気からか例年に増して参拝客が多いような気がいたしました。
正月は家族で日光にXCスキーに行ったり、懐かしい旧友にあったりとのんびりしながらも日々忙しく飛び回っておりました。
特に20数年在米しているT君に会ったのも思いもよらない出来事でした。アメリカ経済の深刻さを彼の言葉を通し感じさせられました。また多少の偏見をもって見ていたS君から聞いた意外な一言も忘れられません。改めて「モノ作り」の大切さをかみ締めた一日になりました。
彼らと久しぶりに引き合わせてくれたH君にはいつも感謝しております。彼の「一期一会」の言葉が重みを増しておりました。
鈍った体を鍛えにジムに行き、「神田明神」に参拝しいよいよ平成21年のスタートです。
新たな出会いに胸を弾ませ、皆様どうぞ今年もよろしくお願いいたします。