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年度末の3月ですが、例年と比べ今一つパッとしません。
官庁の残予算が厳しいのか、道路の改修工事ばかりが目に付きます。
皆様の業界では、如何ですか。
話をガラット変えて、「とんかつ」についてです。
私が物心付いた頃から、肉が好きでグルメだった父親に連れられ都内のあちらこちらの名店に顔を出しておりました。
父から良く銀座の「ステーキ」、浅草の「てんぷら」、上野の「とんかつ」が旨いと言い聞かせられていました。
そこで「とんかつ」です。
上野御三家は、「双葉」「本家ぽん多」「蓬莱屋」ですが、値段と味で我が家は良く「井泉」に行きます。「井泉」では“特ロース”がお気に入りで、酒の肴に塩辛で一杯が決まりです。
その他浅草の「桃タロー」や大井町の「丸八」高田馬場の「とん久」それに京橋の「松若」ここは、かつやですが“オムレツとコロッケ”を良く頼みます。
かつには“豚汁”と“キャベツ”がつきものです。各店それぞれの“豚汁”と“キャベツ”があり、かつをたべながらのもう一つの楽しみでも有ります。
最近は“かつ丼”にも凝っています。神田の「勝漫」銀座の「梅林」や前出の「井泉」や「桃タロー」です。
まだまだ“とんかつ”について私なりの各店についてのうんちくはありますが、お腹がすきだしたので又次回にいたします。
今日の昼は何処に行こうかな?
東銀座にある「歌舞伎座」に“元禄忠臣蔵”の公演を見に行ってきました。と言うのも今の歌舞伎座は、老朽化した為に建て替えが計画されています。随分前に歌舞伎を見て以来ついぞ行く機会がありませんでしたので、この機会にと「歌舞伎座さよなら公演」を見に行った次第です。演目は時間的に間に合う、夜の部の“大石最後の一日”でした。
歌舞伎にあまり詳しくない方もいらっしゃると思いますので、かいつまみますと赤穂浪士の討ち入りが有り、浪士が罰のお沙汰を待つまで、お預けになっている細川家での大石内蔵助達の物語です。
配役は、内蔵助に“幸四郎”、磯貝十郎左衛門に息子の“染五郎”です。二人は麒麟麦酒のCMでも競演していましたね。
もう一つこの公演に行った理由があります。内蔵助の相手役堀内伝右衛門の“歌六”と細川内記の役の息子“米吉”を見たかったからです。
“歌六”こと小川進一君が中高の同級生で彼が息子と競演するのを建て替え前の歌舞伎座で見たかったのです。が彼らの台詞の時には思わず“力”が入り台詞が最後まで無事に終わるのを祈る?状態でした。
“歌六”ともある人に大変失礼な話ではあるのですが、彼が長台詞の時は歌舞伎座中の観客が本人一人に集中していますので、もしここで台詞が止まったらと想像するだけでどっと疲れます。
でもさすがに大したもので(当たり前ですよね)、幸四郎さんを相手に大役をこなしておりました。小川君ゴメンなさいね。そういえば幸四郎さんも染五郎さんも共に小川君同様、中高の同窓でしたのに、なぜか歌六だけに“力”が入ったのでした。
“元禄忠臣蔵”は、3月26日までの公演です。歌舞伎と歌舞伎座に興味がある方はぜひこの機会に!
帰りはすがすがしい気分でなぜか「サクソンのビーフカレーとチョコレートケーキ」と相成りました。
さすがプロは凄い!私も張り切るぞーの元気をもらった一夜でした。