> 2011年1月 | > 2011年2月 | > 2011年3月 | > 2011年4月 | > 2011年5月 | > 2011年6月 |
> 2011年7月 | > 2011年8月 | > 2011年9月 | > 2011年10月 | > 2011年11月 | > 2011年12月 |
今月22日に起こったNZ南島のクライストチャーチでの地震については、皆様もニユースでお知りの事だと思います。
日本からも、いち早く国際緊急援助隊が災害救助に向かい不眠不休の活動を行っています。
日本からも語学研修の為に大勢の方々が当地に滞在していて、この地震の被害に遭われ行方不明になっており大変心が痛みます。
TVで見るこの語学学校ビルはエレベーター部分を除きほぼ倒壊しており地震の凄さを物語っております。たまたま私は、先月このクライストチャーチに2泊していて、崩壊した大聖堂の内部も見学しておりました。今でも大変素晴らしいステンドグラスが目に焼きついております。
古い町並みと近代的なビルに囲まれながらも近くに広い公園があり町全体がこじんまりしていて、観光客もここでは買い物をするばかりでなく皆さんゆったり街中を散歩したりしておりました。また特に地元の年配者の人たちがパターゴルフに興じる姿が印象的で、のんびり余生を過ごすには最適な地との印象がありました。
昨年9月にも大きな地震があったそうで、町中あちらこちらにある古い英国様式のレンガ造りの建物には囲いがしてあり人が内部に立ち入れなくしてありました。きっとあれらの建物も崩壊したかもしれません。この時にも紹介されたワインショップはすでに更地になっており地震のつめ跡を感じておりました。
滞在中気に入って3度も食事に行った上品な店主が居るレストランはどうなったかも心配です。何を食べるか迷っている時に親切にアドバイスしてくれた感じの良い店員さんは如何しているのか、オーダーをした際に、いい選択だとウィンクしてくれた姿を今でも思い出します。50日ほど前に自分達が滞在した思い出の旅行地があのような姿になるとは・・・皆さんが無事でいる事を祈っております。
もし東京で同じような地震があればおそらく甚大な被害になるでしょう。
改めて地震対策の大切さを考える機会となった出来事でした。
被害に遭われた方がたのご冥福をお祈りいたします。
我が家で毎年この時期恒例の行事!と言えば「日光でのクロスカントリー・スキーとウイスキーライブ!」です。
今シーズンは、XCスキーは1~2月で計4回滑ってきました。
今月中旬の寒波の頃は、奥日光光徳周辺の雪質は最高でパウダースノウの新雪の上を気持よくラッセルして我がラインを描いてきました。
特に公認5キロコースは、起伏に富んでおりアップダウンがきつく往生しましたが、NZのあの経験(前々前回のNZミルフォードの項参照)もあり何とかクリアして楽しめました。
持参したホットコーヒーに少量のブシュミルウイスキーを入れて体の内側から温めると疲れも和らぎます。冬の誰もいない雪の林間コースで木漏れ日を浴びながら風の音に耳を傾け、生きてて良かったと思える贅沢を堪能してきました。
XCスキーの自然とは全く対照的なのが今年11回目となるウイスキーファンの一大イベント「ウイスキーライブ!」です。場所も東京の中心地である東京六本木のミッドタウンで行われ、期間も今年は2日間になりました。
アジア圏最大規模のこのイベントには、世界に誇るマスターブレンダーや蒸留所オーナー、マネージャーだけでなくウイスキーに関わる著名人が一堂に会し定例のマスタークラスも開催されます。
今回私は、「ウイスキーの四季」と言うデイヴ・ブルーム氏のマスタークラスに参加いたしました。日本にある4箇所の蒸留所のウイスキーを春夏秋冬に見立てた楽しいレクチャーでした。
飲んだくれの祭典も年々参加者が増えて、場所も期間も変更を重ねておりますが、それに伴いトラブルも増えてきた様です。
個人的には、以前のようなプロ相手のコンパクトなイベントがよかったような気がしております。
多少酔いが回って、ふぉわ~とした気分になって帰路に着いたのですが、ただ酒をいい気になって飲んだせいか2~3日は、ウイスキーはイイかな~の気分でした。
今回は、少し真面目に政府自治体の中小企業対策に関して、実経験を元に個人的感想を少し書いて見たいと思います。
創業以来経験した事がなかった事ですが、経済産業省や特許庁・東京都の方々とお会いする機会が昨年より今年にかけてありました。
2009年度に頂いた、「2009年元気なモノ作り中小企業300社」のリストから弊社をピックアップされ来社されました。
弊社に対してのこのヒアリング調査は、主に次年度の中小零細企業に対しての対策及び予算・新制度作成等の参考に現状の中小企業各業界の動向や新技術・特許出願状況その他を知りたいとの趣旨でした。
調査に来社された方々は、各役所でも一番忙しい立場の方々でしたが熱心に私の個人的見解や感想を長時間聴いていただきました。
各役所の方々が中小零細企業の現状を把握する事は、当然ながら役所の中にいては困難と思います。
このような機会が頻繁に行われ少しでも中小零細企業の現状を知り、存続・後継者問題の解決等の一端になればと思い、目一杯日頃の思いをぶっけさせて頂きました。
中小零細企業は、大企業を長年縁の下で支え続けてきております。しかしこの大事な縁の下の力持ちである中小零細企業は、受注額の減少・単価の引き下げが続き、加えて職人さんの高齢化・後継者不足・資金のやりくり等の問題を抱えてきました。
国がこの問題の根本の環境整備を怠ってきたつけが、ここ数年の中小零細企業の活力をそぎ廃業に追い込んでいると思います。
長期間不景気が続き、中小零細企業が長年培ってきた技術の伝承が行われ難い現状では、数年後必ず中国などから日本の技術が元になった製品が輸入され一層中小零細企業の再生を困難にする事と思われます。
所轄官庁の方々!すでに遅いかもしれませんがまだ間に合います、中小零細企業がこの日本で生き残れる対策を早急に立案し実行に移してください。 頼みますよ!
今回はいつもと違い、真面目に語らせていただきました。
たまには、こんな事も語れるのですよ。