BLOG BACK NUMBER 2012


PRESIDENT's DIARY -社長日記

NO.227 2012年を振り返って。

毎日寒い日が続きますが、風邪などひかぬ様に日々お過ごし下さい。
早いもので一年があっという間に過ぎ去りました。
一日一週間一ヶ月がなんと速く過ぎてゆくことでしょう。
今年も色んな事が有りました、楽しい事、悲しい事、色々でした。
それでも、よ~く考えてみると私個人的には、なかなか充実した年だったと思います。
プライベートも仕事も振り返って見ると昨年より実りある年でした。
いろいろな物も見たし、色々な所にも行けたし、美味しい物もたくさん食べたし、それに何より健康でいられたし、満足できた年でした。
仕事での出会いも多くあったし、いろんな人と話も出来たし、モノ作りの楽しさも味わえたし、何よりも人の役に立っているとの実感も感じられたし、新聞にも取り上げて頂いたし、緑化の実積も少しづつ積み上がってきたしの一年でした。
抱負を持って年を越せる幸せを感じつつ、皆様一年間有難うございました。感謝申し上げます。
来年も皆様にとって実りある年に成りますように、また一年間健康で充実した仕事が出来ますように、お祈り申し上げます。
来年のアルティマに少しご期待下さい。
胸を張って楽しい報告が出来るように、アルティマらしく、しっかりモノ作りに専念いたします。
来年も宜しくお願いいたします。

NO.226 元気の源は、BNとEXILE?

今年も年が押し迫ってきました。皆様はいかがお過ごしですか。
最近週末にお出かけが増え、ゆっくり家で過ごす時間があまりなく私の大好きな時間(JAZZのレコードをモルトウイスキー片手に聴く時間)もとんとご無沙汰です。
それでもウイークデイには、丸の内にあるライブハウス「COTTON CLUB」に、お気に入りのジャズ・ベーシスト~ヴォーカリストのニッキ・パロットが来日した際には、2ステージも聴きに行ったり、事務所の近くに出来た「スカイツリータウン・ソラマチ」内にある“すみだ水族館”で夜間に癒しの時間に慕ったりしています。
週末には、正月の高校サッカー東京代表をかけた決勝戦を雨天の中我が母校の応援に行ったり(惜しくも負けて代表を逃しました。)
笠間の日動美術館で目の保養をしたり、9月にマドリードで行われ
「Solar Decathlon Europe 2012」に日本の大学で始めて参加した千葉大学の報告会に参加したりしています。(残念ながら入賞は逃しましたが、弊社は壁面緑化で少しお手伝いをしました。)
世の中あまり景気が芳しくなく元気がないのですが、こんな時ほど明るく元気に運気を呼び込まなければなりません。
私の場合は、まず好きなJAZZの“BN(ブルーノートジャズ)”のレコードを大音量で聴く(BNの音作りはなぜか明るくて元気になる音なのです。)
最近はコレに“EXILE”が加わりました。ビートルズとジェーム・ボンドは、以前からマイ・アイドルなのですが、EXILEはあのノリがいいですね~。ボーカルとダンスがタマリマセンネ。
良くあそこまで体を動かせるものだと感心しまくりで画像から目が離せません。
ジムに通う身としては、あそこまではとても無理ですが、トレーニング中イメージは正にEXILEです。
そんなわけで、私の最近の元気の源は、BNとEXILEです。

NO.225 花のある役者に想う事。

ここ数日の寒さは、”今頃御山は雪だろう”の季節の到来を感じます。
暑さ寒さに弱い私は、朝晩コートにマフラーは必需品です。
毎朝観音様をお参りする私ですが、昨日は特段の想いでした。
57歳の若さで亡くなった中村勘三郎さんは、浅草には所縁のある方でした。観音様の境内に「平成中村座」の箱を建て公演したのは記憶に新しいものが有ります。襲名披露では、仲見世でお練りを致しました。正月の新春歌舞伎は、中村屋が常連です。
勘三郎さんが歌舞伎界に新風を吹き込み、若者にカブキをより身近にした功績は大変に大きな物があります。
私には、何か新しい市場を開拓し困難を乗り越える為に、オリジナルにこだわりモノ作り続ける事に通じる様な気がします。
彼は一芸に秀でた歌舞伎大好き人間で努力家だったと思います。
華やかさの裏ではひたすら歌舞伎に打ち込む厳しい顔があり、まさに「栄光の陰に努力あり」の方だったと思います。
たまたま私と中高が同窓で、次男の七之助さんと私の長男が小学校で同じクラスで仲良くさせて頂いたご縁もあり、いつも活躍には注目しておりました。
周りからは伺い知れない「梨園」ですが、公私共に注目される立場でありストレスもきっと相当溜まっていた事でしょう。
芸の積み重ねに近道はなく、天性の才能に加え周囲を明るくするなど人柄も良い“花のある役者”が早々と天に召されたのは、返す返すも残念です。
私も立場は違え、少しでも“人の役に立つモノ作り”をこれからも進めて行きたいと思った次第です。
中村勘三郎さんのご冥福を心からお祈りいたします。

NO.224 幸せな京旅行。

ここ数日朝晩まるで冬の気温で、寒がりの私としては、マフラーにコートでの冬支度です。
TVで京都の紅葉が綺麗なのを知り、“そうだ京都へ行こう”と相成りました。
まずは嵯峨嵐山へ、TVで放送されて混み合っている「二尊院」を避け「嵯峨釈迦堂」と藤原定家が小倉百人一首を編纂した庵の「時雨亭」へ、特に「時雨亭」は、紅葉の季節が特に京の名庭に数えられているようです。こじんまりとしたこの庵は、人もまばらで静寂の中で見る紅葉はなんとも言えず、日本人に生まれて良かった~の瞬間でした。
昼食は、混雑を避け早めに“とうふ料理”を味わい、一路浄土宗総本山「知恩院」へ。東山を背景にした「方丈庭園」の紅葉も素晴らしいものでした。紅葉の紅と言ってもいろんな紅が有る事を知りました。
夜は、「南禅寺」のライトアップされた庭園に行き枯山水と紅葉を満喫しました。
夕食は祇園へ、「祇おん 江口」で京料理を堪能。
翌日は、真言宗の「六波羅蜜寺」へ空也上人の立像と平清盛坐像などを鑑賞に行き、国宝「三十三間堂」では1001体のご本尊に圧倒されました。どこのお寺でも紅葉に満ち溢れていました。地元の人によれば、今年は例年になく紅葉が色鮮やかだそうです。
夜は京料理の「川とも」へ私も京料理の奥深さが少し解る歳になったようです。
「青蓮院」のライトアップは、現代的にLEDを多用したモダンなものでしたが、背景の竹林とのコントラストが大変グ~でした。
翌日は、朝早くに「永観堂 禅林寺」へ、こちらの紅葉も素晴らしいの一言でした。昼は以前に寄って気に入った、豆皿懐石の「祇をん 豆寅」へ、豆皿の京菜は十二の豆皿に京料理の伝統にのっとり、旬の素材を調理されたもので、大変おいしゅうございました。
カミサンとムスメとの京都三人旅は、紅葉と京料理を満喫した二泊三日の“幸せな時”の思い出の旅となりました。
おふたりさん、ちゃんと話を聴くから、懲りずにまた連れて行ってくださいね。

NO.223 初心に帰る。

朝晩すっかり寒くなり、あちらこちらから初霜・初雪の便りが届くようになりました。皆様も、これからはインフルエンザ等に気をつけてお過ごし下さい。
ところで先週の16日の金曜日に日経産業新聞の17面「中小・ベンチャー」欄の“トップの挑戦”コーナーに恥ずかしながら私が採り上げられました。
オリジナルのモノづくりにこだわった私の苦労話等を取材したいとの事で実現致しました。
会社の創業時の想いや最初の大きな壁を乗り越える困難さや乗り越えられた時の喜びなどなど取材を通して初心に帰る想いでした。
ここまでなんとかこられたのも、大勢の方々に助けられチャンスを頂けたからと想っております。これからも感謝の気持を忘れずに社会の役に立つオリジナルのモノを提案し続けます。
これからも分をわきまえ私らしくワイヤーの止め金具に特化し、ぶれずに前向きな気持で進んで行きます。
今後ともご声援、宜しくお願い致します。
それにしても今まで何度か取材を受け写真を撮られた事があるのですが、今回の写真はいやに老けた自分がいて、ちょっぴりがっかりです。
私は、周りからはこんな風に映っているのですね、この姿が現実かと想うといくら気が若くても歳には適わないのか・・・と一瞬想うのですが、還暦を過ぎた私の内なる魅力をたったひとりでも解ってくれる人がいれば、ま・いいか・・・

NO.222 秋の鬼怒川・塩原。

穏やかな秋晴れに誘われて、鬼怒川・塩原に紅葉を見物と洒落込みました。
お馴染み日光でなく塩原方面にしたのは、やはりこの時期の混雑を避けたかったのと、日光付近が我が家からのアクセスが一番良いからです。
「日塩もみじライン」は、「いろは坂」と遜色がない紅葉見物ができる上に混まないのが何よりです。
途中に寄った「大沼公園」は、人影もまばらな超穴場な場所でした。
木道も整備され、紅葉に染まった公園内を、の~んびり散策するのには、最高の場所でした。
来春には、今回知った「塩原自然研究路」を使い「富士山(ふじやま)」にハイキングに行くつもりです。
帰路の途中、道路際の地元の農家が作った野菜を売っているお店に立ち寄り、土付きの3本500円の大根とキノコ類を買いましたが、その大根の甘いこと、新鮮な野菜は生で食べても実に美味しいものです、普段スーパーで買うそれとは全く別ものです。
都会暮らしの私には旅先で食べる新鮮な野菜やたまごは、最高のご馳走です。流通段階で鮮度が相当落ちると言う事なのでしょうか。
都会育ちの身なので、田舎暮らしはチヨット・・・ですが、この新鮮な食材にはかなり惹かれます。
リタイヤしたら自然に囲まれた環境の中、新鮮な食材をふんだんに使った美味しい料理を日々食し、日が昇ると目覚め、日が沈むと眠る人間らしい生活をして晩年ハッピーに生きる。私の理想の一面はこんななのですが、まだまだ遣り残した事が公私共に多々あるので当面無理のようです。でも何時の日にか・・・かな。

NO.221 Tくんを偲ぶ。

すっかり秋めいてきて、朝は気持ちよく浅草寺にお参りしながら浅草駅にたどり着く毎日です。
今の季節、本来なら週末はカヤックに乗りながら、秋の紅葉を奥利根湖の水面近くからのんびり眺めている頃ですが、今年は水量が少ないようで昨年に続き残念ながら断念いたしました。
先日、高校の同期のTくんを偲ぶ会を同級生のWくんのお店であるうなぎの築地「宮川」で執り行ないました。
Tくんは、8月に脳梗塞で亡くなったのですが、5月の三社祭りには我が家に来て何時もの仲間達と元気に神輿を一緒に担いで愉しんでいました。
私は生憎旅に行く直前だったので葬儀には出席出来ませんでした。
我々の時代には、一流大学を出て一流の企業に入り定年まで無事宮使いをするのを望む傾向が今よりは強かった時代だったと思います。
Tくんは正に模範的な青年だった?かも知れません。K大を出てN証券に入りNYなどの海外勤務が長く当時の時代の先端を走るエリート?のように私には映っていました。
全く私の生き方とは違う人と長年思っていました。
彼は、退職後は下町をこよなく愛し、祭りの会にも積極的に参加し飲んで騒いで、まるでサラリーマン時代に見失ったものを取り返すように楽しみを見つけては掘りおこしていました。
私はそのような彼を見るたびに、彼の表面でなく裏側を見る想いでした。きっとどこかで寂しい思いをしていたのかも知れません。
人の人生は当然ながら奥深いものがあり、表面だけで人を判断し、その人の人生をとやかく想うのは慎むべきものと改めて感じた次第です。
我々同期もこれから一人欠け二人欠けとなるでしょうが、人生一度しかないなら、悔いなく晩年ハッピーに過したいものです。
皆さん毎日を大切に過しましょう。
最後にTくんのご冥福をお祈りいたします。

NO.220 落語と蕎麦。

東京は、すっかり秋めいてきましたが、例年に比べて紅葉が少し遅れているようです。
先週行った「日光戦場ヶ原」付近でも、残念ながら紅葉がいまいちで地元の人にも10日ほど遅れていると言われました。その後のニュースで戦場ヶ原の木道で“熊”がハイカーを襲い怪我を負わせたと言う事です。地球の温暖化のせいか日光でもまだ本格的な冬支度が遅れているようですね。ちなみに私はいつも熊よけの鈴をリックに付けていますので安心?ですが・・・
日光のハイキングの後は、「中禅寺湖金谷ホテル」の日帰り温泉に浸かり、「たくみ庵」で“鴨南蛮”のお蕎麦を食するのが私の何時ものコースですが、残念な事にご亭主が変わったせいなのか、すっかり味が落ちてしまいました。(私見です)
日本蕎麦と言えば、私の地元浅草観音裏の「丹想庵」で四回目の落語会が行われました。
「金原亭伯楽」師匠とお弟子さんの「小駒」さんの落語会です。
年一回の落語を愉しませていただきました。
終演後、蕎麦懐石に定番の日本酒で気持も和み、真向かいに座った「小駒」さんと落語界の雑談で大いに盛り上がりました。
蕎麦は、大好きで地元では「並木の藪」の“天麩羅そば”と“かけそば”を無性に食べたくなる時があります。昔に比べれば随分薄味になりましたが、鰹風味のつゆは今でも絶品です。
食べ物の話になると書く事が色々有るのでまたの機会に・・・

NO.219 秋の気配・・・

朝晩秋風を感じ少し肌寒いですが、空気を気持ちよく感じる季節となりました。
先日少し散策に出掛けたくなったので、お馴染み日光の小田代ヶ原付近にハイキングに行って来ました。
日光まで車で約2時間半、我が家から一番近くの自然を感じるフィールドです。
竜頭の滝から小田代ヶ原をほぼ一周約3時間、のんびりの森林浴です。すでに秋を感じる、澄み切った空気でした。
中善寺金谷ホテルで、名物「百年カレー」の昼食を済ませ、温泉「空風呂」に浸かりユッタリ~の時間を過ごして夕方家路に着きました。
秋らしくなったので、たまにはプチ贅沢も良いのかな~の乗りで、江戸川橋近くの「レストランテ ラ・バリック」に友人に連れられて行ってきました。
完全予約制で隠れ家と呼べそうな裏通りの奥まった所に有るイタリアンのレストランです。
7席のテーブルにソムリエさんなどのスタッフ3名にシエフ数名のお店です。和室を改装した雰囲気もグーでした。勿論厳選された新鮮な食材を使った料理もなかなかの物です。
料理が運ばれてくるたびに、親切に内容を説明してもらえるのは良くある事ですが、かなり手が込んでいるのは良くわかりました。
残念ながらあまりワインが飲めないので最後のデザート時にデザートワインを一杯、先日例のお仲間とテスティングしたハンガリー土産の「トカイ・ワイン」のような感じでした。日本には30本だけの割り当てだそうです。
充分雰囲気・料理に満足して気分良く家路に着きました。
Oさんご馳走になりました。次回は浅草の「N.O」でご馳走いたしますね。

NO.218 ブロードウエイミュージカル「CHICAGO」

九月に入っても、相変わらずの残暑続きで、体がだるい日々が続いている私ですが、先日初めてブロードウエイミュージカルを東京・赤坂ACTシアターで観劇してきました。
私を除く家族は本場のミュージカルを何度も経験しているのですが、私は、“ミュージカル”をなぜか一度も見た記憶が有りません。
今回は、先日NYで行われた「CHICAGO」とほぼ同じメンバーでの同公演で、主役の一人が女優の米倉涼子さんだと言う理由もあって行く事に致しました。彼女を見るのも初めてですし、ミュージカルも初めてとあって、期待しまくりで出かけてきました。
それにしても本場もんの迫力は、かなりのものです。
きびきびとした動きの踊りも声量も流石です。幾多のオーデションを通して選ばれた男女の動きは、本場のミュージカルの凄さを充分に感じさせてもらいました。
米倉さんも全編英語にも関わらず、頑張っていました。
しかし日本人としてはスタイルも抜群に良いと言う印象を持っていましたが、外国人の中に入ると、“細い、きゃしゃ”だと思えて仕方なかったです。台詞も動きもまだまだ余裕がない印象でした。
もっと場数を踏めば近い将来は、本場NYで長期にわたる公演も可能になるかもしれません、彼女の頑張りには刺激を受けました。
公演終了後、少し奮発して「マキシムドパリ」でディナーと洒落込みました。
キールロワイヤルで米倉涼子さんのチャレンジ精神に乾杯後、美味しいディナーのフルコースを視覚と味覚で楽しみ、帰路に着きました。
それにしても彼女以外のNY公演メンバーは、今公演をどの様に感じているか、本音を参考までに聴きたいと思いました。

NO.217 十年浪漫倶楽部。

八月も終わると言うのに、残暑がまだ続いていますが、皆様いかがお過ごしですか。
それでも朝夕は、秋の風を感じる様になりました。
先月の「エコ・オフィス展」出展の室内緑化システムの記事が「フジサンケイ ビジネス アイ」に掲載されたり、少しづつ日々の仕事も活気づき始まりました。
ところで、私の個人的な趣味の一つに、スコッチのモルトウイスキーが有ります。元々お酒が強くない私ですが、少量のウイスキーをお気に入りの小さめのグラスに注いで、色を見たり香りを嗅いたりし、少し薄暗い小部屋で小音量のJAZZをバックグランドミュージックにして“ちびりちびり”やるのが私流です。
丁度10年前の2002年7月19日に樽詰めされたウイスキーが10年の時を重ね8月15日に壜詰めされ我が家に送られてきました。
ニッカウヰスキーが募集した「十年浪漫倶楽部 余市」に申し込んでから丁度十年が経つた事になります。申し込んだ翌年わざわざ北海道の余市にある「ニッカウヰスキー余市蒸留所」まで行き、我が樽を見せてもらい、樽に書かれた我が名前をバックにツーショットしてから足掛けの十年です。
この十年貯蔵シングルカスクウイスキーを何時封を切るかその時が今から楽しみです。
これからの十年、一体世の中はどの様に変わり私の周辺もどの様な変化があるのでしょうか。
楽しい事も悲しい事もこれから起こるであろう幾多の困難を乗り越えるパワーが体力・気力共に何時まで続くのか・・・
健康に留意して、まだこれからやるべき事を一つづつ、しっかり確実に進めて行こうと思います。
これからも皆様、公私共に楽しくやりましょうね。

NO.216 中欧3都市の旅 その二

ブタペスト東駅から3時間でオーストリアのウイーン西駅へ到着。
ウイーンは、神聖ローマ帝国の皇帝として中欧ヨーロッパを統治したハプスブルク家のお膝元です。そして芸術の都です。
目的は、勿論芸術・・・ハプスブルク家が600年の長きにわたり居城としてきた「王宮」は、なんと部屋数2500以上あり、見学出来るのはその一部ですが皇帝の間や銀食器コレクションそれにヨーロッパ一の美女と言われたシシイ(皇女エリザベートの愛称)の博物館がハイライトです。また「ウイーン美術史博物館」ではブリューゲルやラファエロ・ベラスケス・フェルメール・ルーベンスなど傑作がめじろ押しでした。また広大な庭園を有する「シエーンブルン宮殿」を散策したり、優美なバロック建築の「ベルヴェデーレ宮殿」では、有名なクリムトの「接吻」やシーレの「死と乙女」などウイーン世紀末の画家の作品を鑑賞いたしました。
朝早く市立公園を散歩してヨハン・シュトラウスやシューベルトの像を何気に見るのも乙なものでした。また「国立オペラ座」も大変素晴しかったです。食べ物も美味しくて、特に柔らかく煮込まれた牛肉の「ターフェルシュピッツ」豚肉を薄くたたいて揚げた「シュニッツエル」は絶品でした。
ウイーン三日間の滞在を終えてウイーン・マイドリンク駅から最終地チェコのプラハ本駅へ4時間半の列車の旅です。
プラハは、ヨーロッパで最も中世の雰囲気が感じられる町として町中が世界遺産に認定されています。
旧市街広場は、世界中からの観光客で溢れかえっていました。「カレル橋」を渡り高台にある「プラハ城」から見下ろすプラハの市街はこれこそ中世の街並みそのものだとの思い出でしばし、うっとり~
「ミーシャ美術館」に立ち寄ったり、「聖ミクラーシュ教会」でモーツアルトも演奏したパイプオルガンのコンサートを聴いたりもしました。
世界一のビール大国チェコは、国民一人当たりのビール消費量は世界でもダントッだそうで、滞在の3日間、私もいたる所でピルスナーをいただきました。
10日間の「鉄道でめぐる美しき中欧3都物語」もめぜたく終了です。お疲れさまでした。

NO.215 中欧3都市の旅 その一

猛暑が続いていますが、皆様はどの様な夏休暇を過されましたか。
私は少し早めに休暇を取り、初めての中欧の旅に行ってきました。
ヘルシンキ経由でまずは、ハンガリーのブタペストへ。
「ドナウの真珠」と讃えられる美しい街です。ドナウ川が町の中央を南北に流れ西岸のブダは王宮を中心に歴史的建造物が多く、東岸のペストは、近代的な美しい街並みが広がっています。
宿泊したホテルが、「王宮」に隣接しており「漁夫の砦」とロマネスク様式~ゴシック様式~バロック様式と歳を経て改装された「マーチャシュ教会」に挟まれた立地でした。
夜間にはドナウ川をまたぐ「くさり橋」を渡り多くの観光客がライトアップされた王宮周辺に集いにぎわっておりました。高台にある王宮から眺める東岸のペストの街並みはきらきらと明かりが輝き、とても美しい景観でした。
名物のグヤーシュ(牛肉とジャガイモ、ニンジンなどの野菜をパプリカで煮込んだスープ)は雰囲気の良いレストランでこれまた有名なハンガリーワインのトカイ・アスーを飲みながらいただきました。
店でアコーデオンを弾いていたおじさんと思わずツーショットが良い思いでです。
ブダペストの印象は、メトロ(地下鉄)がえらく古くて車体のあちこちがボロボロだったのとヨーロッパでは共通ですが教会の立派さが特に印象的でした。ちなみにエレベーターは、関西流の左空けでした(3都とも同じでした。)。また英語表示がない為、ミネラル・ウォーターのボトルのラベルが「赤」にたどり着くまで「青」の多炭酸、「緑」の微炭酸と3種類試す羽目になり、いささか手こずりました。
のんびり二泊してからブタペスト東駅から鉄道列車RJ62に乗りオーストリア・ウイーンへ3時間の列車の旅です。
指定席の表示が座席の窓の上に何処から何処までと記載されておりその表示以外は勝手に座っても良いようでした。
車窓からは美しい田園風景が続いていました。

NO.214 ミニ同窓会と隅田川花火大会。

毎日続く猛暑の中、営業で飛び回っている方々や工場や倉庫内等の空調設備が効き難い職場で働いておられる方々、本当にご苦労様です。
また一日中パソコン相手の内勤の方々で室内と屋外との温度差に苦しまれて体調を壊している方々も本当にこの時期は、体調管理に苦労しますね。
そのような酷暑の中、大学のミニ同窓会が昨年に引き続き行われました。
それも隅田川花火大会当日に・・・
一年ぶりの再会です。今回は突然の召集で5名のミニ同窓会です。
メンバーは、この時期にケルンから帰国するU女史と千葉の茂原で退職後にお百姓さんを営み始めたH氏、中央官庁から運良く天下り?し成田空港付近で物流関係の仕事をしているU氏といまだに子離れが出来ずにいるチャーミングなT子さんと私の5人でした。
ある事ない事を飲み食いしつつ話続けて、気が付けば3時間あまりの楽しい時間が過ぎました。
当日私は地元浅草で「隅田川の花火」を見る事に成っていたので、早々に皆さんとお別れして地下鉄に乗ったのですが、これが混むの混むの・・・やっと乗れた車内は正にサウナそのものです。
うら若き乙女たちは、浴衣の裾がハダケルのも難のその、たくましく地下鉄サウナの中で車外に押し出されない様に車内のポールにしがみついていました。
浅草駅の混雑は想像が出来ましたので、一つ手前の田原町駅でやっとこさ下車。徒歩で人ごみの中、かき分けかき分けて目的のビルの屋上にへとへとでたどり着きました。
しかし年に一度の地元での花火大会、腹に響くドーンと言う音と夜空に舞う花火は実に心地良いものです、汗も吹き飛びます。
今年は、打ち上げられた花火のすぐそばに「東京スカイツリー」も見えて、実に絵になる光景でした。
来年も元気に花火が見られるように心身ともに鍛えておかねば。
それにしても花火終了後の浅草駅の混雑は、どんなだったんでしょうね。
交通整理の地元町会関係者の方々、本当にご苦労様でした。

NO.213 「エコ オフィス展」

猛暑が続いておりますが、皆様はどの様な対策をされていらっしゃいますか。私は、汗っかきな為に夏が弱く大変苦戦しております。
この暑い最中、先週「東京ビッグサイト」にて開催された「エコオフィス展」に弊社の室内緑化システム「Leaflax リーフラックス」を㈱グリーバルさんのブースに展示いたしました。
私も展示会開催中の3日間、ご覧になった方々から、どの様な意見が聞けるかまた今後の展開をどうするか等、参考にと会場に居りました。
お陰様でブースに立ち寄られた方々からの評判は大変良く、今後の展開次第では受注に結びつく案件も多く頂きました。
これからのビジネスは、今まで以上に複数の企業がノウハウを持ち寄り、他社と差別化できるシステムに仕上げる商品企画力を持ち、ユーザーにオリジナル商品を提案出来るかが、より問われると思います。
このような企画から生まれた「リーフラックス」は、植物が奏でるリラックス空間を提供する室内緑化ユニットです。(プランター・フレーム・土壌・植物がセットになった商品です。)
近々に弊社のHPにもアップいたしますので、ご覧になっていただければ幸いです。
暫くぶりに3日間会場でブースの様子を見たり、お声をかけた方々に来て頂き商品説明をさせて頂いたりと普段とは違う、なれない事をしましたので足がパンパンに成りましたが、大変貴重なご意見を頂いたりして今後の展開に参考となる成果が有る展示会でした。
会場にこられた方々有難うございました又会場で一生懸命説明されたグリーバルの方々大変お疲れさまでした。
世の中どんなにITが進もうが、要は人と人とのビジネスで有る限り、お互いの顔を見ながらの商談は、基本的なことでありこれからも無くならないと思います。
暫くぶりに仕事の事を書かせて頂きました。
趣味の世界で遊んだり、旅に行ってばかりでなく、ちゃんと仕事もしておりますので・・・念のため。

NO.212 日光・尾瀬のハイキング。

先日TVを見ていたら、日光の戦場ヶ原で“ワタスゲ”が見頃との紹介映像が流れていました。
日光から連想して、そういえば尾瀬にも暫く行っていないな~。と言う事で“そうだ戦場ヶ原と尾瀬ヶ原へ季節の花と湿原の景色と空気を味わいに行こう”と相成り、即一泊二日の気楽なプチハイキング、決行です。
土曜日の朝いざ日光へ、TVで放送されたせいなのか、えらく混雑しておりました。仕方なく光徳牧場まで行きバスで戦場ヶ原へ。戦場ヶ原をほぼ一周、のんびり約3時間ほど散策して美味しい空気を頂きました。
勿論“ワタスゲ”は可愛い白い花を風になびかせ咲いていました。
光徳牧場でソフトクリームと新鮮な牛乳を頂き、一路次の目的地「尾瀬」を目指します。
我が家定宿の「水上高原ホテル」で温泉に浸かり、翌朝早くにバスで鳩待峠へ。今回は尾瀬ヶ原まで往復およそ5時間のハイキングです。尾瀬には何度も家族旅行でハイキングに来ていますが今回は十数年ぶりの訪問です。
尾瀬周辺の木道には東電の刻印がH22まで打ってありましたが、これからどうなるか少し心配です。(勿論木道には環境省の刻印も多く有りましたが。)
ご承知のように我が家が“カヤック”で行く「奥利根湖」の矢木沢ダム周辺も尾瀬周辺も東電の管理施設が多くあり東電に負うところが大です。
今後東電の環境予算が多く削られる事になれば、自然を守る為に環境省や県に維持管理を担ってもらう事になるのでしょうか・・
湿原の木道を歩きながらふとそんな事を考える自分がおりました。
しかし不思議と自然の中に身を置くとストレスを感じません。
人間は元々大自然の中で暮らすようにとDNAに組み込まれているようですね。
皆さんも偶には、自然に身を置き日頃のストレスを解消されては如何ですか。 きっと良い仕事が出来ますよ・・・

NO.211 “はにかむ”歳でもないのに・・・

関東地方もいよいよ梅雨入りしたようです。
例年この時期は小雨が降り続き、じめじめの日が多くて何かとけだるいのですが、私が小学生の時には、先生や親から梅雨がないとお百姓さんが困るので我慢しなさいと良く言われたものです。
先週親族に不幸があり、急遽熊本に行ったのですが、その帰り多少疲れていたので、奮発してプレミアム・シートを取りました。
私が座った席が一番前の通路側の席で、丁度斜め前に年のころが私の娘ぐらいのCAさんが二人離着陸時に、こちら向きに座割りました。若い時にはあえて希望していた席ですが・・・
正面を向くといやでも眼が合います。こちらはうら若きCAさんにどんな顔をしていいか解らず、出切るだけポーカーフェースで眼が合わないようにするのですが、意識するとどうしても目線がCAさんの顔に行ってしまいます。眼で挨拶するのもおかしいし、まさか話しかけるわけにも行かず・・・悪い事に?隣にはカミサンが座っていて目線を何処にもって行くか離着陸時には、ほんとに落ち着けませんでした。
飛行中のドリンクサービスも、順番が来るまで何にしていいか直前までコーヒーいやオレンジジュースとつぶやく始末です。
無事東京に着き、帰り際そのCAさんの“有難うございました”の言葉が何か私には“おつかれさま”と聞こえました。
歳に関係なく幾つになっても“はにかむ気持”はあるものなのですね~。

NO.210 浅草 「三社祭」

私の地元である浅草は、お江戸下町の観光地です。
お正月の初詣でも東京では例年二番目に多くの方々が訪れますが、なんと言っても最高の盛り上がりは「三社祭」です。
昨年は震災が有り、全国的な自粛で中止になりましたが、今年はその分もあってか例年以上の盛り上がりでした。
新聞記事に依ると開催3日間で184万人の人出だったそうです。
三社祭は、浅草四十四ヶ町の氏子中心の祭りですが、遠方からの担ぎ手が大勢加わり、今年は例年になくかなり荒れた三社でした。
その分警備も厳しく機動隊員の姿が大変目立ちました。
全身刺青のお兄さん方もこの日ばかりは周囲に気を使うことなく公道でおおぴらに素晴らしい?刺青を披露して観光客と記念写真に応じておりました。この日ばかりは恐持てのお兄さん方もスターです。でも中にはもう少し体を絞っていれば、もっと引き締まった龍に見えるのにな~の方も居りましたが。
三社祭は、我が家の一大イベントです。例年大勢の友人・知人が狭い我が家に所狭しと集まり足の踏み入れ場もありません。(出入りが多いのですが例年40~50名ぐらいの方々が来られます)
飲めや歌えの大騒ぎで初対面の方でもすぐに打ち解けます。
コレだから祭りは止められません。
町内神輿を我が家のハッピ(半纏)を代わる代わる羽折って友人達が威勢良く担ぎます。(町会のハッピでないと町内神輿は担げません。)私は、これを見るのがとても好きです。
ハイライトは、何と言っても浅草神社の神輿(宮神輿)を担ぐ事ですが、これが雰囲気と想いが重なり担ぐと肩に食い込みます。(一トンと言われていますがもっと重く感じられます。)
ちなみに今年は三基ある宮神輿の内の「二ノ宮」でした。
私は、最後の宮入までは行けませんでしたが、今年も無事我が家の「三社祭」は終了いたしました。
参加された皆様大変お疲れ様でした、来年も宜しく・・・
平成25年度の三社祭に備えて、体を鍛え宮神輿が担げるようにお互いに今から頑張りましょう。

NO.209 福島・会津・磐梯の旅。

ゴールデンウイークも終わり、今日からお仕事再開の方も多いのではないでしょうか。
私も連休中、混雑覚悟で福島へプチ旅行に行って来ました。
どうせ行くなら福島に行こう、との思いで会津・磐梯に二泊の旅行です。およそ15年ぶりの福島旅行です。
初日は、日本三大桜の一つで天然記念物にも指定されている「三春滝桜」を訪ねました。樹齢千年以上と言われている満開の滝桜の美しさは圧巻でした。滝のように枝を垂らすシダレザクラに観光客が二重三重と列を作りシャッターを押しておりました。ICからの大渋滞と臨時バスでの行列で少々くたびれましたが、「三春滝桜」は、スバラシイの一言でした。今年は満開になるのが遅れて丁度連休中に見頃となったようです。
喜多方では、「まるや」のラーメンを食べたり蔵めぐりをしたりして散策を楽しみました。
宿は初めての「裏磐梯高原ホテル」でしたが、開業30周年とかで新装オープンしたてで大変気持ちよく過ごせました。特に朝食のパンと夕食での和食がとても美味しかったです。夜の星空も最高でした。NZ旅行で見た星空を思い出し、日本でもこんなに沢山の星を見られる事に感激いたしました。沼と樹木とをライトアップしたのも幻想的でステキでした。ラウンジには約600冊の書籍がありコーヒー片手に普段読まない本をめくりながら、のんびり時間を過ごせました。
翌日は、まだ雪が残って足場が悪い「五色沼」を軽くトレッキングし、ダリのコレクションで有名な「諸橋近代美術館」でアンディ・ウオホールの作品を鑑賞しました。
帰りに重要文化財の恵隆寺「十一面千手観音立像」を拝観いたしました。8Mあまりの立木に直接彫り込んだ立木千手観音で、床下にその根が続いていると伝えられています。
二泊の割には結構盛り沢山の楽しめた福島プチ旅行でした。
楽しめた一方いたる所に仮設住宅が目に付き、一年経ったといえ東日本大震災の復興にはまだまだ時間を要するだろうと実感しました。
微力ながらこれからも少しでも復興の協力をして行きたいと思います。

NO.208 日本美術の至宝。

いよいよゴールデンウイーク突入ですが、皆様はどんな計画をお持ちでしょうか。私は福島エリアにのんびり行こうと思っております。
話は変わりますが、先日先月から気になっていた、東京国立博物館 平成館で開催されている“ボストン美術館 日本美術の至宝展”に行って来ました。
副題にある「まぼろしの国宝、ニッポンに帰る。」と有るように最大最高の在外秘宝コレクシヨンの特別展です。
アメリカのボストン美術館は、“東洋美術の殿堂”と称されており100年以上にわたる日本美術の収集は、A・フェノロサや岡倉天心に始まり現在では世界随一の規模と質を誇っています。
収納作品は、日本にあれば当然国宝と呼ばれる作品も数多く含まれておりました。今回の展示では前評判通り、曽我蕭白の最高傑作である「雲龍図」や長谷川等伯の「龍虎図屏風」・尾形光琳の「松島図屏風」などは圧倒的な迫力でした。
スバラシイの一言です。
また狩野探幽や最近とみに人気な伊藤若冲などの作品も一堂に里帰り中です。その他「平治物語絵巻」や「吉備大臣入唐絵巻」の在外二大絵巻や仏教絵画・菩薩像など、日本美術に興味がある方必見です。6月10日まで開催されています。
散歩がてら綺麗になった上野公園へどうぞ・・・

NO.207 さくら 奈良・京都・・・

先日、まだ桜の開花には少し早かったのですが、京都へ“イツモノ”お仲間とお寺とワインと美味しい食事をしに行って来ました。
前日奈良へ単独行動をして、翌日京都で落ち合う小旅行です。
奈良は、最近になってその奥深さに気が付き京都にない魅力を感じています。以前より泊まりたかった「奈良ホテル」へ泊まりクラッシックホテルの良さを改めて感じた次第です。明治42年に「関西の迎賓館」として創業されたそうで、本館の桃山御殿風檜造りの客室は、天高も高くクラッシックな優雅さが漂っていました。ダイニングルーム「三笠」での食事も充分満喫でき、バー「ザ・バー」でのオリジナルカクテルもなかなかのものでした。
「新薬師寺・法隆寺」それに「中宮寺」をぶらりと回って翌日は京都へ。
特に中宮寺の「本尊菩薩半跏像」は、東洋美術における「考える像」として大変有名です。この像のお顔の優しさは、エジプトのスフィンクス、ダヴィンチのモナリザと並び「世界の三つの微笑像」と呼ばれているそうです。何とも言い得ない清純な気品は大変印象に残り、またお会いしたいと思い「御朱印」は、次回といたしました。
翌日の京都は、“イツモノ”お仲間達と京都のお寺めぐりです
特に印象に残ったのは、お寺も勿論ですが食事とお酒とそのかもし出す雰囲気でした。祇園の隠れ家の言える食事所、正に民家でまるできさくなごく一般的な家庭での食事、これがとびきり吟味された食材での料理でした。しかも持込の酒類で好き勝手に飲み、充分満足できる時間でした。その後のワインバーも不思議な空間でした。入り口には看板がなくワイングラスの絵がちょこんと描いてあるだけお店です。店内は少し暗めで10名ほどが腰掛けられる品の良いカウンターが有るのみで、棚にはワインボトルも何も有りません。
うら若いソムリエの女性がカウンターに一人、絵になりますね~しかも祇園です。シャンパンと高級なワインと雰囲気に酔いました。
翌日は、まだ少し早いさくらを見ながらお寺めぐり。御所から始まり最後は竜安寺・金閣鹿苑寺まで全行程3万歩。途中円山公園内にある、百年の昔に西洋建築の髄を集めて建築された「長楽館」で軽くお茶と洒落込みました。
2泊3日のプチ旅行でしたが、“イツモノ”お仲間との楽しく思い出に残る旅でした。
次回はどこに行けるかな・・・Uさん頼みますね。

NO.206 千葉大学「ソーラー・デカスロン」

花粉が飛び交う季節ですが、皆様は如何にお過ごしですか。
ところで、「ソーラー・デカスロン・ヨーロッパ2012」と言われても、まだ日本では聞きなれない名前ですが、この名前を聞いて、ピント来る方は居られますか。
私は、最初は何の事なのか意味不明でした。
内容は、太陽光の力のみで快適な次世代住宅の建築設計を行う世界規模の学生建築コンペティションの事でした。
千葉大学が今年の9月にスペイン・マドリードで開催されるこのコンペに日本の大学チームとして初参加するそうです。
二人家族の生活に必要なエネルギーの全てを太陽光でまかなう住宅を展示し省エネ性のほか、デザイン・市場性・コミュニケーシヨンなど10項目を国際審査団により審査、グランプリを決める世界大学対抗の国際大会です。
産学が連帯し、学生が主体となって企画、設計、建築までを行います。
過去5回の大会で日本からの出場はこれまでに一度もなく、今回千葉大学が初参加となります。
マドリード大会には世界15カ国から20チーム、27大学が参加するようです。
今回、千葉大学がこのコンペで披露するのは、エネルギーと食の地産地消を考えた「おもてなしハウス」という住宅だそうです。
大学側の協力要請に積水ハウス㈱が自社のプレハブ住宅をベースにして、㈱カネカの瓦屋根と一体となったソーラーパネルを載せる事で、市場性と省エネ性を兼ね備えた千葉大学が考える次世代ソーラー住宅となったようです。
多くの協賛企業・団体に国土交通省・千葉市・柏市・日本建築学会の後援に三井不動産㈱がスマートハウスPR,おもてなしハウス展開支援を行うそうです。
外溝協力企業として弊社も壁面緑化のワイヤーシステム〈アルティマ緑化レール〉を提供いたしました。
このプレハブ住宅は、千葉大学の西千葉キャンパス正門広場前に4月中ごろまで展示された後、解体され9月にマドリードの会場に運ばれ組み立てられます。
弊社もこのプロジェクトに参加できたことで、学生さん達とも交流でき色々学ぶ事も有りました。 今後が楽しみです。
9月の大会での千葉大学の検討をお祈りいたします。

NO.205 浅草三社祭「船渡御」

ここ数日天気も気まぐれで、雨が降ったり晴れたりの日々が続きますが皆様体調管理は万全でしょうか。
私は杉の花粉症で毎年この時期に成るとマスクが手放せん。
そんな時期に私が住んでいる地元浅草で昨日18日に、54年ぶりの「船渡御」が行われました。
ガイドブックに依ると、例年五月に行われる「三社祭」は、正和元年(1312年)に三社の神話に基づき行われた「舟祭」がその起源と言われており、今年平成24年は、三社祭斎行七百年という記念すべき年で、これを慶賀して「舟祭」を「船渡御」として54年ぶりに再現・斎行する運びとなったそうです。
これに先立ち前日の17日に浅草寺本尊示現会の行事として古式に則り浅草神社の本社神輿三体を浅草寺本堂内にお上げし(堂上げ)一夜奉安しました。三体の御神体はご本尊の御前で一晩お宿まりし、翌日浅草神社宮司が祝詞し、浅草寺一山式衆読経の後、本堂より「堂下げ」した後に神輿三体を船に乗せ隅田川を進む「船渡御」と成りました。昨日は東京都の無形文化財にもなっている「びんざさら舞」や「金龍の舞」・「白鷺の舞」・「宝の舞」などの舞のオンパレードでした。小雨がぱらつく天気でしたが、浅草界隈は終日賑わいを見せておりました。
昨年震災の為「三社祭」は自粛し開催されませんでしたが、今年の五月の「三社祭」は、勿論開催されます。
日本を元気にすべく、皆様ぜひこぞって浅草においで下さい。
久しぶりの祭り、今から楽しみです。
還暦を過ぎたこの身で「宮神輿」を担げる体力は・・・

NO.204 最近の押上・錦糸町エリアについて。

私共の会社は、東京の下町「業平」にあります。業平と言うよりは、今は、“東京スカイツリー”の押上エリアと言う方が、通りが良いかも知れませんね。
事務所は、押上駅のB2出口から比較的近くに有ります。
近くに東京スカイツリーが出来たからと言っても通常の仕事に特にメリットがあるとは思いませんが、仕事の打ち合わせ時に何かと話題には成るようです。
残念ながら弊社の壁面緑化システムは、使われていませんが、十間川沿いの防護柵用に転落防止の「ワイヤー・テンド」は、採用され施工されました。オープンされて行かれる事が有りましたら。ぜひ見てください。
景観に配慮された建物等にはデザイン的にもフィットし全く違和感がありません。私見ですけれど・・・
今は、何かと押上エリアが話題に成っていますが、お隣の駅の錦糸町エリアも一昔に比べると随分変わりました。
以前あった精工舎の工場跡地は、オフィスビルとショッピングビルになり、隣接の錦糸公園も整備され区立の墨田総合体育館も立派に立て替えられました。ちなみにこの体育館の壁面緑化は、弊社の緑化システム「アルティマ・グリーンライン」が採用されています。
この錦糸町にある「とり喜」と言う焼き鳥屋さんに、先日NZ旅行で知り合い仲良くさせて頂いているお仲間達と食事に行って来ました。
ミシュランの☆を取ったお店らしいです。なかなか予約が取れない中メンバーのYさんに頑張って頂き、実現いたしました。
焼き鳥は、予想通り何を食べても新鮮で大変美味しかったです。
お酒も料理に合い瞬く間に一升以上は、皆で飲み干しました。
このメンバーでは、前回の強羅プチ旅行でも飲んだくれの楽しい旅を致しました。
次回は予定通り、来月末からの「京都美食の旅」が計画されています。それまでにXCスキーで体力を鍛えておかねば・・・
還暦を過ぎてから、まさに「アクティブ・シニア」を楽しませて頂いています。 
皆様と健康に 感謝!

NO.203 強羅一泊小旅行。

先日、一年前のNZ旅行で仲良く成ったお仲間達と箱根強羅の温泉一泊小旅行に行って来ました。
今まで何度も箱根・強羅には行っていますが、今回は往復電車の旅です、しかも3家族での楽しいワイワイ小旅行です。
車では味わえない電車ならでの楽しみ方を満喫いたしました。
急ぐ旅でないので普通電車のグリーン車です。のんびりビール片手にワイワイと他愛のない話をつまみに、ほろ酔い気分に成ったころに終点「小田原」です。小田原では美味い寿司をつまみに日本酒で一杯、電車で強羅に行き宿に着いてから、早速温泉でいい湯だな~、夕食までの間にまた一杯。
夕食後に持参のモルト・ウイスキーやお酒をグイグイやって、気が付いたら夜もかなり更けたので、部屋に帰ってお休みの飲んだくれの充実?の一日でした。
翌日は、ケーブルカーや芦ノ湖の海賊船での遊覧など普段はあまり見向きもしない乗り物に乗り完全に“おのぼりさん気分”です。でもまたこれがナカナカ楽しいのです。
神社に参拝したり関所付近で快晴の富士山を眺めたりもしました。
帰りは小田原で干物などのお土産を買い込み、行きと同じく普通電車のグリーン車で、またまたビールで、お疲れの乾杯と相成りました。
年も仕事も違う旅で知り合った楽しい仲間とでの、の~んびりの普通電車の小旅行、はまりそうな予感です。
次回は、春の京都とか・・・・

NO.202 那須の一泊温泉旅行。

早いもので今年に入り一ヶ月が過ぎ様としています。
ここ数日は、日本海側を中心に豪雪が続き雪下ろしなどで多数の方が亡くなるなど雪国の大変さが感じられ、大変ご苦労な事と思います。
私は冬・雪と言えば、温泉と鍋とXCスキーをイメージいたします。
特に雪がちらつく露天風呂に浸かるのは最高です、心底体の内側から温まります。
いつもは近場の日光に行くのですが、今回は以前から行きたかった、那須の「アート・ビオトープ那須」に行ってきました。
ガラスや陶芸などの製作体験も出来、のんびり・ゆったりの長期滞在型の施設です。隣接されている、「二期クラブ」の風呂やレストランなどの施設も使え、チョッとしたリッチ気分も味わえます。
二期クラブは、温泉風呂もなかなか雰囲気が良く気分が好かったのですが、食事が最高でした。夕食は、私にしては珍しくフレンチ風のフルコースのディナーでしたが、食材が吟味され大変美味しく約2時間での完食でした。しかし特質すべきは、朝食です。
いつも朝食は、洋食を頼むのですが、ここの朝食は、和食が好いと聞いていたので、迷わず和食を頼みました。
絞りたてのフルーツジュース、新鮮な野菜は、塩を少しつける程度のほぼ生野菜です・・それに極めつけは、生タマゴ。
タマゴかけご飯がこれほど美味いとは・・・ついお替りをしてしまいました。新鮮なタマゴと吟味され程好く炊けたごはん、このシンプルな取り合わせ、朝からこれほど満足した食事は久しぶりです。
一見豪華な食事ではなく、いたってシンプルな食材を使っての朝食ですが、新鮮さはピカイチです、見た目の演出や食器も良く吟味されていて、満足でお腹一杯になりました。
さすが二期クラブですな~。広い施設内の庭にはツリーハウスなどもあり散策も楽しめました。
満足・充実の一泊温泉旅行でした。
たまには少し足を延ばして、那須もイイかもね・・・

NO.201 サンフランシスコ市内と郊外。

サンフランシスコには一週間ほどの滞在でしたが、特段どこに行こうとのプランもなく、坂と霧の多い市内を有名なケーブルカーに乗り思いつくままに散策いたしました。
SFの坂といえば、35年近く前のスチーブ・マックイーン主演で私の大好きなカー・チエース映画「ブリット」の舞台でも有り、現場近くも通りました。
フィッシャーマンズ・ワーフのピア39では美味いクラム・チャウダーを日を変へ2度食べたり、ボートに乗り1963年まで連邦刑務所として使用され、悪名高いギヤングの親分“アル・カポネ”が収容された「アルカトラズ島」の刑務所を見学したりしました。また少し足を延ばしてSFからゴールデン・ゲート・ブリッジを渡り北へ20kmにあるレッド・ウッドの森林「ミユア・ウッズ国定記念物」を見学しにも行きました。温暖な気候で冬の雨と夏の霧が交互に現れるというレッド・ウッドの育成には、理想的な気象条件で中には、110mに達するものや樹齢2000年と言うものもあるそうです。小川沿いに続く小道をゆっくりと歩きながら、両脇にそびえる樹齢1000年以上の樹木の森林でしっかり森林浴を味わってきました。
少し早起きしてファーマーズ・マーケットでサンドイッチや新鮮な果物を買って海を見ながらの朝食も中々イケテマシタ。
ユニオン・スクエアの「シアーズ・ファイン・フード」で名物のパンケーキを早朝から並んで食べたり、イタリアン料理の「スカラズ・ビストロ」で大晦日のカウント・ダウンに参加したりとSFの街を朝から晩まで堪能し思い出がまた一つ増えました。
旅の時間は、まさにお金に変えられない宝物ですね。

NO.200 念願のヨセミテとアワニー。

年も明けて皆様には、新しい年を迎えるに当たり色々抱負をお持ちと思います、互いに充実した一年になりますように。
私は年末から正月4日まで、サンフランシスコ~ヨセミテに行ってきました。
西海岸は3度目ですが念願のヨセミテにやっと行けました。
ヨセミテは、SFから南西に336km行った山岳地帯にあり、バスとAmtrakを乗り継ぎようやくヨセミテ国立公園へ・・巨大な御影石の岸壁で知られている広大な公園にあるヨセミテ・バレーは、僅か21平方kmの渓谷ですが自然愛好家たちを魅了してやまない山岳地帯です。
このヨセミテ国立公園内にあり、アメリカ人が一度は泊まりたいホテルとして有名な「アワニー(The Ahwahnee)」にやっと予約が取れ一泊ですが何とか泊まれました。このホテルは、1927年の開業以来世界のVIPをもてなしてきた公園内屈指の豪華ホテルです。ヨセミテには軽いトレッキングの準備での服装でしたが、さすがに夕食はドレスコードが有り、この日の為にジャケット・タイを持参いたしました。ダイニングルームも天高が高く家具もクラッシックの良い雰囲気でした。大きな暖炉が幾つもあり世界中からの旅行者がソファーに座り思い思いにくつろいでいました。
アワニーでは、の~んびりした時間がゆっくりと過ぎて行きました。
園内では無料のシャトルバスに乗り、手入れの行き届いた小道を散策し大自然を満喫いたしました。昨年の同時期に行ったNZのミルフォードとはまた違った雄大さでした。次回もしチャンスがあれば少し暖かい季節にもう少し足を延ばしてトレッキングをしたいと思いました。