BLOG BACK NUMBER 2014.01


PRESIDENT's DIARY -社長日記

NO.255 アウトドアと美術鑑賞。

一月もあっという間に月末に成ってしまいました。
まだ朝晩の寒さは、身に沁みますが暦の上では、着実に春に近づいているようです。
今月は、今年初めてのXCスキーを楽しむ為、おなじみ日光の光徳に行ってきました。長年クロカンスキーをしていて今回初めて雪をかき分けて飛び跳ねて進む牡鹿をほんの10Mぐらいの所から目撃いたしました。本当に飛び跳ねるのですね。もっとも歩いて進めませんからね・・・
正味2時間あまりのXCスキーですが、コースの途中では、いつものごとくリンゴを丸かじりしたり、光徳沼付近で持参のカップ麺を食べたり、光徳牧場の売店でホットミルクを飲んで体を内側から温めたりして約5~6キロのXC無事終了です。
終了後、中禅寺金谷ホテルで100年カレーを食べ、ついでに温泉に浸かり、幸せを感じての盛りだくさんの一日でした。
今月はまた「江戸東京博物館」で開催中の“大浮世絵”展や「東京国立博物館 平成館」で開催されている「クリーブランド美術館」展 (名画でたどる日本の美)を鑑賞してきました。前者は、広重・北斎・歌麿・写楽等よく知る浮世絵師の著名な作のオンパレードでした。
また後者は、平安から明治に至る日本絵画約40件がお里帰りして目を楽しませてくれました。特に曽我蕭白や雪村周継の絵画は、素晴らしかったです。
ボストン美術館に行った際に感じたのですが、意外と海外美術館所蔵の有名な日本美術作品に会う機会は、ないですね。展示されてなかったり他の美術館に貸し出されていたり修復中だったりするので、お目当ての作品に出合えず、がっかりすることがあります。
6月に「世田谷美術館」で開催される予定の“ボストン美術館 ジャポニズム展”では「モネのラ・ジャポネーズ」や広重・歌麿の浮世絵が展示されるようですが、ボストン美術館ではどれも展示されていませんでした。おかしなことです。
私の日ごろの行いが悪いからなのでしょうかね・・・

NO.254 2013から2014へ その二。

寒かったボストンから温暖なフロリダのオーランドへは、3時間余りのフライトでした。(氷点下10~8度から摂氏24~25度の世界へ。)
昨年夏にも来たことがある「ウオルト・ディズニー ワールド・リゾート」は、少し勝手が分かっている分、気持ちに余裕がありのんびり5日間楽しめました。
リゾート全体では、山手線内側の約1.5倍の大きさがあり、4つのパーク(マジック・キングダム、エプコット、ハリウッド・スタジオ、アニマル・キングダム)に分かれていて、そのうちの「エプコット」のワールドショーケース内にニッポンを紹介する日本館があり、そこに現在娘は勤めています。
今回の目玉は、昨年息子が入籍したままで式を挙げていなかったので、兄思いの妹が?シークレットで式を挙げさせることになり、その結婚式でした。勿論お嫁さんは、まったくこの計画を知らされていなかったので、知らされたときは、感激の涙にくれていました。
式はシンプルに、貸切のようなビーチで牧師さん、カメラマンそれにバイオリンの演奏者と我々夫婦と介添え役の妹とその友人2名のみでした。
白浜のビーチでは少し風が吹いていてウエディングドレスの裾が少しなびき、バイオリンの音色(いつか王子様が・・・)が風と交わりながら響きわたり、遠方にシンデレラ城を望む大変心温まる良い結婚式でした。
無事に式も終了し、日本館の一番人気の鉄板コーナーで内輪の会食をしました。たまたま同席していた、カナダ・プエルトリコの皆さんにも若い夫婦の門出を祝福していただきました。
それになぜか店のキャスト達の三本締めもありました。
ちなみに私も少し遅れた誕生日でしたので、シェフの帽子をかぶせられ、ケーキのローソクを吹き消した際には、キャスト達に囲まれハッピーバスデーの唄で祝福していただきました。
パーク中は、クリスマスイベントで大きなクリスマスツリーが至る所に設置され夜間にはとても綺麗でした。
またニューイヤー花火は、とても大きく打ちあがり日本のそれとはかなり印象が違いましたが、大変良い思い出がまた一つ増えました。
年明けから大変良い思い出のスタートとなった今年、何か良いことが起こりそうな予感がいたします。楽しみです・・・

NO.253 2013から2014へ!その一。

あけまして、おめでとうございます!
皆様は、どのように年末年始を過ごされましたでしょうか。
新たな気持ちを持って過ごされた方も多かったと思います。
私は、少し早目に休みを取り、クリスマスは、ボストンで過ごしました。
空港に着いた日がなんと氷点下10度!外を歩くとXCスキーでも味わったことがないような、耳の痛みを感じました。
予想以上の寒さの為、早々にホテルに向かい、ようやく落ち着きました。(ホテルに向かう途中の店で食べた“クラムチャウダー”がとても体を内側から暖めてくれました。)
実は、昨年夏休暇で過ごした、娘が居るフロリダのオーランドに行く途中、まだ行った事がなかったボストンに立ち寄ったのですが、想定以上にこの時期の彼の地は、寒かったです。
ボストンでは、お目当ての「ボストン美術館」とたまたまホテルの近くで昨年、惨事があった「ボストンマラソン・フィニュシュ地点」に行きました。
全米でもトップクラスの美術館である「ボストン美術館」は、開館が1876年7月4日と古くそのうえ収蔵品も数多く、とても回りきれませんので、ヨーロッパ印象派・オランダ美術・日本国外では世界最高と言われる日本美術など特に興味がある展示品に絞り鑑賞してきました。しかし展示室間の導線が悪くただただ疲れました。
それに比べて、個人コレクションの殿堂「イザベラ・スチュワート・ガードナー美術館」は、とても印象に残る美術館でした。
建物は、15世紀のベネチアの宮殿風に設計された邸宅で、建物の中央の庭に面したバルコニーから各展示室に太陽光がふりそそぎ、自然光で美術・工芸品などの芸術品を鑑賞するように成っており(正に彼女の思想が反映された展示法)美術館というよりも豪邸の美術品を鑑賞するといった雰囲気でした。
展示室は、全体的に薄暗くしかも作品に作者の名前も作品名も記載がなく展示室にある備え付けのカードで判別するようになっていて今までの美術館とは、かなり印象が違う思い出に残る美術館でした。
寒いボストンから今回の目的地フロリダのオーランドへは、3時間余りのフライトです。