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すっかり秋めいてきました。
毎朝の観音様の境内も心地よい秋風が吹きだしました。
たまたま友人O君から、奥様が「東京都美術館」で開催の「第60回記念 新協展」に入選したとの連絡があり、作品の彫刻を鑑賞に行ってきました。
展示作品は絵画が多数で彫刻は、20点ほどでしたが彫刻室では彼女の作品が真っ先に目に飛び込んできました。なかなかのものです。
あくまでも素人の感想ですが、趣味の域を超えていると思いました。
来週には、「国立新美術館」で開催されている「第81回 新制作展」にも他の作品が展示されているようなのでそちらにも行く予定です。
O君曰く、こちらの方が自信作とのことで鑑賞するのが、楽しみです。
我々の年代で現役時代から趣味の世界を一つでも持っていると晩年リタイア後に充実した時間を過ごせそうなので、若い時から趣味の世界を持てるような精神的な余裕を持って過ごせれば良いですね。
たまたま弊社の近所にある「たばこと塩の博物館」で来月22日まで開催されている「和田誠と日本のイラストレーション展」にもちょいと寄らせてもらいました。
満65歳以上の入場者は、入館料が“なんと!”50円でした。
和田誠さんをご存知の方も多いと思います。
日本のイラストレーションの発展の中心にいて、たばこの「ハイライト」や今話題の「週刊文春」の表紙デザインなどをされている方です。
展覧会では、和田さんの仕事や多くのイラストレーターとの交流を中心に、日本のイラストレーションの歴史が紹介されていました。
また懐かしい作品も多くあり入館料50円で大変楽しめました。
日本の美術館は、海外の美術館に比べ入館料が高い印象があります。
無料とは言いませんが、もう少し安いとあちこちの美術館に気楽に行けるのですが。
決して50円とは言いませんが・・・。
朝の浅草寺境内も少しずつですが、秋めいてきました。
ずいぶん前に頂いた箱根ポーラ美術館の招待券が今月24日まででしたので、急きょ時間を作り箱根に行ってきました。
ポーラ美術館開館15周年記念展と題した「ピカソとシャーガール 愛と平和の讃歌」展です。
パンフレットによると、
20世紀を代表する芸術家パブロ・ピカソとマルク・シャーガールは、前衛芸術の中心地であった20世紀初頭のパリを拠点に、それぞれ独自のスタイルを切り拓きました。
その後二度にわたる世界大戦を経験しながらも、時代に向き合い、生涯にわたって旺盛に制作を続家ました。
ともに20世紀の芸術を牽引した彼らは、同じ時代を生きた同志でもあったのです。
とあります。
展覧会は、全く異なる様式の二人の芸術家の作品を対話のごとく並べて展示してありました。
何度も訪問しているポーラ美術館は、以前からピカソとシャーガールの作品を多く収蔵しておりおなじみの作品が多く目につきましたが、改めての見る両者の作品が対比展示されているのは新たな試みで興味を覚えました。
また美術館の裏手にある「森の遊歩道」は、機会がなく初めて行ったのですが、これがお気に入りだった那須の「二期倶楽部」のような雰囲気でなかなかでした。
次回も是非訪れたいと思いました。
少し遅くなったランチは、おなじみ「富士屋ホテル」のティーラウンジで初めてハンバーガーを頂きましたが、これがかなりボリュームもあり大変おいしかったです。
何時ものカレーを食べたかったのですが、時間がすでに過ぎて終了しており残念でしたが、そのおかげで食べた初ハンバーガーなどたまには浮気?してみるのも良いかな~。
久しぶりの箱根周辺は東京から近いこともあり少し込み合っていましたが、良い旅館も数多くあり飽きることがありませんね。