Blog Back Number 【2018.10】 ブログ バックナンバー
President's Diary 社長日記
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私が、一年中で一番好きな季節となりました。
苦手な夏が終わり落ちた体重も元に戻り、外出するときに感じる肌をつく空気感も私に一番フィットします。
今月の展覧会は、かつて有名であったにも関わらず、忘れ去られてしまった絵師の「横山崋山」展に行ってきました。
私もマスコミで紹介されるまでは、「横山崋山」の事はほとんど記憶になくこの回顧展での作品達で、その素晴らしさを知りました。
特に代表作の上下あわせて約30メートルの「祇園祭礼図巻」は、祭礼の様子を細かく描写した構図は崋山ならでの作品でした。
ボストン美術館や大英博物館など海外に渡った作品も里帰りしていて崋山の魅力を存分に堪能できた回顧展でした。
11月11日まで「東京ステーションギャラリー」で開催中です。
パートナーが忙しくて、ようやく少し遅れて我が家慣例の「日光小田代ヶ原」へトレッキングに行ってきました。
“戦場ヶ原~小田代ヶ原”まで我が家おなじみの約7キロを3時間弱での散策です。
途中整備された木道をすがすがしい空気に囲まれて、てくてく歩くのも季節感を目一杯感じるのもまさに秋感です。
紅葉はすでに“竜頭の滝”あたりまで下りおりその代わりに小田代ヶ原周辺は、草紅葉と白樺のコントラストがとてもいい感じでした。
昼食は少し時間をずらしていつもの「中禅寺湖金谷ホテル」でなく「日光金谷ホテル」で百年カレーとデザートのアップルパイです。
今回は時間の関係で日帰り温泉は断念いたしました。
我が家から渋滞がなければ約2時間半で行ける日光は、四季折々訪れますが、この時期の紅葉と冬のXCスキーとその後の温泉と金谷ホテルの食事がお気に入りのコースです。
しかし「東武鉄道」が“金谷ホテル”を傘下に入れたり中禅寺湖周辺のホテルを“星野リゾート”が経営したり又現在建設中の“リッツカールトンホテル”が出来たりして観光客が増えすぎて、お気に入りの日光が日光らしくなくなったら寂しくなります。
そうならないことを切に願っております。
日頃の行いのせいか好天に恵まれた、充実の一日でした。感謝!
家から浅草寺の境内経由で浅草駅から押上駅までの約3キロの通勤散歩では、街の様子が少しずつですが秋を感じるようになってきました。
最近日々の暮らし方に少し変化を付けてみたくなったので、思い切って興味があることをより深く追及してみようと思い、オープンカレッジにチャレンジしてみることにしました。
興味があることの方が入りやすいと思い趣味の中から選ぶことにしました。
私の趣味として“モダンジャズレコード鑑賞・美術鑑賞の為の美術館巡り・トレッキング・旅・シングルモルトウイスキー・インテリア・家具・建築・オーディオ”などがありますが、まずは学生時代から続いているJAZZ関連のオープンカレッジ講座を探しました。
偶然“ドンピシャ”の講座を発見!
ジャズ評論家「寺島靖国」さんのジャズ入門の講座があったのです。
私のジャズの先生は、「油井正一」さんと「寺島靖国」さんのお二人です。
すでに油井正一さんは1998年にお亡くなりになっています。
学生時代に何となく雰囲気で50年代のフォービートのジャズが気に入り、FM放送で深夜の「油井正一」さんの“アスペクト・イン・ジャズ”を聴きながらお気に入りの演奏をオープンテープに録音して日々聴いていました。
当時はレコードが高価でなかなかレコードが買えずにいたのでアンテナを立ててもっぱらFM放送からジャズを録音していました。
今でも当時録音した膨大な数のオープンテープが我が家にはあるのですが聴く機会がないので、いつかは処分せねばなりませんね。
お気に入りの演奏者が見つかると、もっぱら寺島さんのジャズ関連の本を買っては、お勉強しました。
その寺島さんの講座があったのです。
定員制の為、早速申し込みいたしました。
隔週一回全5回の入門講座です。
御年80歳の寺島さんは、ジャズとオーディオに詳しく吉祥寺でジャズ喫茶「Meg」のオーナー兼マスターとしても知られています。
初講座は、どのような方々が受講するのかわからず多少緊張して教室に入りましたが、みなさん大体私の年齢に近く男女の比率は7対3ぐらいでした。
中には現役の女子大生もおり一人アイドル的存在でした。
約2時間の講義はテーマに沿ってジャズメンオリジナルとスタンダードの競演をCDをかけて寺島さんが受講者に話しかけるという内容でした。
受講者個々の感想もまちまちで曲の感じ方も色々あって面白かったです。
講義終了後希望者にて近くの居酒屋での雑談会に参加しました。
すでに10年続いている講座とあって、ほとんどの方が常連さん達で寺島さんを囲んで皆さん湧きあい合いの飲み会です。
初参加の私は、幹事役の方の気使いで寺島さんの真向いの席を用意してくださいました。
この日の為に持参した、寺島さんの1987年の処女作「辛口!JAZZノート」に記念のサインをもらい、お顔を見ながら色々話が聞けて大変楽しい時間を過ごさせてもらいました。
私の名前が初めてだとのことで皆さん入れ替わり生まれはどこかの質問攻めでした。
新たな出会いが出来そうなので次回も楽しみです。
思い切っての初オープンカレッジでしたが新しい世界が開けるかもしれません。