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President's Diary 社長日記

No.437 鰻と金目の煮付けと白馬岳!

 

まだ「梅雨明け宣言」が出ないのですが、猛暑の中東京へ来る海外からの観光客で一番人気の地元「浅草」にはコロナ前よりも人出がますます増え仲見世などは、思うように歩けません。

 

毎日の通勤散歩時の観音様境内は、以前よりも早朝にも拘らず外国人観光客が多く目に着くようになりました。

 

 

 

「日本クラッシックホテルの会」加盟ホテル巡りも三巡目になり夫婦二人でなく家族を伴って行く機会が増えました。

 

そんな折、川奈の「まとい」に鰻を食べに行こうという話になり、何とか予約が取れたので娘と夫婦の三人で行くことになりました。

 

今回は食事に重点を置いたプチ旅行で宿は当然三度目の「川奈ホテル」です。

 

目的の鰻を美味しくいただき、また今回初の「鮨割烹しゃらく亭」で人気の金目鯛の煮付けもおいしく頂きました。

 

「川奈ホテル」はゴルフコースが有名ですが、私はゴルフをしませんので友人からは、もったいないの言葉をいつも投げかけられております。

 

朝食や昼食時のゴルファーは、特ににぎやかです。

 

帰りにお目当ての「籠清」のかまぼこを買って帰途に就きました。

 

 

 

昨年からなぜか「登山」に目覚め尾瀬の「燧ケ岳」や屋久島の「黒味岳」、那須の「朝日岳や茶臼岳」などに登山に行きましたが、今回よりハードルが高い「白馬岳」にチャレンジしてきました。

 

ネットで経験豊富なガイドさんを探し希望日を何とか予約したのですがたまたま天候が不透明な時期になり、現地にて登山するかはガイドさんの判断に委ねることになりました。

 

当初の登山コースを変更し「蓮華温泉」から「白馬大池」を経由して「小蓮華山2766m」を通過し「三国境」を経て目的の「白馬岳2932m」に行き「白馬山荘」泊のコースとなりました。

 

「蓮華温泉ロッジ」を出発する際はまだ何とか天候は持っていましたが、山の天気はガイドさんでも行ってみないと分からずとりあえず出発いたしました。

 

勿論雨具等は完璧です。

 

予定ではガイドさん曰く通常なら工程8~9時間のはずですが我々の登山経験と年齢や天候を考慮してもう少し時間を見て休み休みしながら楽しんで行きましょう!と言ってもらいました。

 

ところが出発してから間もなく右の太もも辺りが攣り始めサポーターをしての登山となりました。最悪です。

 

「白馬岳」は、豊富な高山植物から花の名山としても有名ですが、途中から雨がだんだん強くなり風も収まらず、楽しみにしていた稜線歩きも風雨で全く視界が見えず前を歩くガイドさんの後ろ姿をたよりに一歩づつ進んで行くのが精一杯でした。

 

風雨で余裕もなく登山道の高山植物をゆっくり見る事は出来ませんでしたが、ライチョウの姿を見ることが出来たのが救いでした。

 

それでも歯を食いしばって「白馬岳山頂」に到達し思わずよく頑張ったねの言葉をカミさんと自分に投げかけました。

 

宿泊の「白馬山荘」に着いたのは出発してから約11時間を要しました。

 

足もがたがたで山小屋なので風呂もなく疲労のため雨と突風の音で中々寝つかれませんでした。

 

消灯までガイドさんと山の話を聞かせてもらい朝食の時間ぎりぎりまで寝ておりました。

 

最終日は、「白馬山荘」から「白馬大雪渓」経由で「村営猿倉荘」までの工程です。

 

有名な「白馬大雪渓」は、全長3.5km、標高差600mの日本一のスケールを誇る雪渓です。

 

今回、初めてアイゼンを付けて雪渓をゆっくり下りました。

 

途中風雨が強くなりいくつかのアドベンチャーを経験して「猿倉」に着いたのは出発してから約7時間でした。

 

生憎の悪天候の中での「白馬岳」登山でしたが、これから行くであろう登山にとって大変良い経験をさせてもらいました。

 

良いガイドさんに恵まれ再度の予約も入れてきました。

 

「道の駅小谷」にあった日帰り温泉で疲れをいやし無事帰途に着きました。

 

風呂上がり久しぶりの「コーヒー牛乳」は、格別でした。

 

健康第一で日々充実した日々を過ごし、またトレッキングや登山を楽しみたいと思った「白馬岳」登山でした。