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President's Diary 社長日記

No.439 初秋のハイキング!

 

九月に入ってもまだ暑い日々が続いています。

 

土日祝日の地元浅草は相変わらず多くの観光客で賑わっております。

 

そこで以前よりどうしても行きたかった、初秋の北アルプス「涸沢カール」へ思い切って行って来ました。

 

「涸沢カール」へは、毎年お気に入りで行く「上高地」から「横尾」を経て「穂高岳」方面に行くコースとなりますが、登山初心者の私では目的の涸沢カールにある「涸沢ヒュッテ」に一泊するのが安全ですがこの時期ヒュッテは予約が取れず、「横尾山荘」をベースにピストンで涸沢カールに行くことになりました。

 

登山経験豊富の方でも涸沢カール(2300m)までは、往復6時間を要しますが、私達登山初心者ではいかほどの時間がかかるやと、行く前から不安はありましたが、翌早朝に横尾山荘前の「横尾大橋」を渡りいざ出発となりました。

 

橋を渡るといよいよ本格的な登山が始まります、左手に「屛風岩」を見ながら穂高連峰を仰ぎ見ます。

 

休み休みで何とかヒュッテの吹き流しが急な登山道から見えた時は「もう少しだ頑張れ」と思いましたが、今までの経験では山頂が見えてからが勝負です。

 

案の定、急な登りで途中休憩している登山者がなんと多いことか。

 

最後の力を振り絞り何とか4時間ほどで無事ヒュッテに到着いたしました。

 

ヒュッテのベランダで名物の「おでん」と「ノンアルのビール」でカミさんと乾杯!もちろん記念写真もバッチリ撮りました。

 

熟練の登山者は、ここから「北穂高岳」や「奥穂高岳」「前穂高岳」に向かうのですが、この「涸沢カール」が我々の最終の目的地です。

 

一時間半ほどヒュッテにいて「涸沢カール」と「穂高連峰」をのんびり眺めて満足感にあふれている自分がここにはおりました。

 

本来なら後一か月すれば素晴らしい紅葉が一帯を埋め尽くすのでしょうが、この時期は例年大変多くの登山者で賑わうと言われ、我々登山初心者では登山者が鈴なりになる山道は、自分たちのペースでは少し無理と思われます。

 

下りは、疲れも忘れて登ってくる登山者にエールをかけるほどの余裕をもて3時間半ほどで「横尾山荘」着きました。

 

翌日は、横尾から上高地まで約3時間の山道を経て、お馴染み10度目の「上高地帝国ホテル」で宿泊してのんびり身体を癒しました。

 

翌朝「岳沢湿原」「田代湿原」を散策して帰途に就きました。

 

十年来の目的「涸沢カール」に行けて又良い想い出が出来ました。