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No.452 紅葉の季節のプチ旅行。

 

今年は、10月に入っても暑い日が続き中々本来の秋らしい日が来ませんが、毎朝の観音様境内はすっかり秋の兆しを感じます。

 

早朝にも拘らず境内は、外国からの観光客が多く「雷門」で記念写真を撮るのに列をなしている事に驚かされます。

 

 

この季節我が家では慣例になっている「上高地」に行って来ました。

 

今回は、6月に観光に寄った際に時間がなく行けなかった場所があった「飛騨高山」に再度の訪問も加えました。

 

飛騨高山では、6月に本陣平野屋「花兆庵」に宿泊した際に宿の方から参拝を推められたのにもかかわらず、時間がなく行けなかった「日枝神社・冨士社社殿」にようやく参拝もでき、また6月の訪問の際にたまたまお休みだった高山市内のレストラン「ル・ミディ」でもやっと食事が出来ました。

 

この店の名物の飛騨牛のハンバーグステーキは、うわさ通りの美味しさでした。

 

店内を見渡すと私たち以外はすべて外国の旅人達ばかりでまるで自分達が海外にいるような錯覚を覚えました。

 

今宿泊で節目の10度目になる「上高地帝国ホテル」では顔見知りのホテルマンが「宿泊の支配人」や「レストランの支配人」になっていてよりコミュニケーションがしやすく多少のわがままも聞いてもらえました。

 

一日二組限定で提供されるホテルのシンボル、マントルピースの炎を眺めながらのチーズフォンデュは美味しさも気分も最高でした。

 

7月の台風で木道の一部が損傷し通行止めの個所があり今回は「大正池」から「明神池」までの軽いトレッキングとなりました。

 

昨年は、丁度この時期に念願の「涸沢カール」まで行けた事がよみがえり、今となっては良い想い出になっています。

 

思うに年々上高地は海外からの観光客が増えていますが、今年は特に欧米からの旅行客が目に付き昼過ぎには木道は、欧米のトレッカーが列をなしていました。

 

静かな上高地は、やはり早朝に限りますね。

 

上旬の「上高地」に続き今週は、これまた我が家お馴染みの「奥日光」にも行って来ました。今回は昨年初めて行って気に入った、「丸沼温泉」と「奥日光」の軽めのトレッキングです。

 

「丸沼」では、宿泊した湖畔の「環湖荘」の敷地内に在る丸沼自然遊歩道(牧水古道)を早朝散策しました。

 

丁度釣りの季節で早朝からのルアーフィッシングの釣り人の姿がとてもクールでした。

 

「環湖荘」は、釣りを趣味にした小説家の「開高健」の定宿としても名が知られている宿です。

 

「奥日光」では、いつもの「小田代ヶ原」と「戦場ヶ原」一周のコースでなく今回は、早朝から「赤沼」から「戦場ヶ原」を抜け「湯滝」から「湯ノ湖」を一周する14キロほどの軽めのトレッキングを楽しみました。

 

「奥日光」の草紅葉と澄んだ空気にとても癒されました。

 

帰り妻のリクエストで「霧降高原キスゲ平園地」の天空回廊の1445段の階段を再度チャレンジすることになりましたが、私は昨年妻と一緒に展望台まで往復達成していたので今回は妻のみのソロ登頂でした。

 

無事往復登頂した妻は、再度「登頂記念証」を頂いてきました。

 

妻の執念凄し!

 

昼食は、お馴染み「明治の館」で私は「サラダ・オニオングラタンスープとつぼ焼きビーフシチュー」で満足の締めくくりでした。

 

我が家からおよそ2時間半・往復約420キロのプチ旅行は、健康のありがたさをしみじみ感じる「時」です。

 

健康に感謝!

 

 

 

 

 

 

 

No.451 原美術館ARCと伊香保温泉に行って来ました。

 

少しずつ早朝の空気も秋らしくなってきました。

 

毎朝参拝する浅草寺境内では、早朝にも拘らず海外からの観光客が境内や雷門で記念写真を撮る姿が大変多く見受けられます。

 

6月から開催されていた、パナソニック汐留美術館の「ポール・ケアホルム展」に終了ぎりぎりに何とか間に合って行くことが出来ました。

 

北欧モダンデザインの名匠の椅子を中心にした作品展です。

 

椅子の研究と収集で有名な「織田コレクション」からケアホルムの家具約50点と関連資料が展示されていて家具好きの私としては、大いに楽しませていただきました。

 

何度か作品展で訪れていた、現代美術を中心とした品川に在った「原美術館」が2021年1月に残念ながら閉館しましたが、その姉妹館の「原美術館ARC」に以前より行きたかったのですが、今回やっと行くことが出来ました。

 

館は、伊香保温泉にも近く今回は美術鑑賞と温泉とのプチ旅行です。

 

建物は、建築家の磯崎新氏による設計でピラミッド型の屋根のAと両翼に細長く伸びるギャラリーB・Cというシンメトリーを意識して配置された展示室で現代美術を楽しめました。

 

屋外展示は、アンディウオーホルなど内外の現代作家の常設作品が点在していました。

 

また併設されているレストラン「カフェダール」は、雄大な景色を眺めながら、ゆっくりと食事を楽しめました。

 

お恥ずかしながら伊香保に行くまで知らなかったのですが、近くに「竹下夢二伊香保記念館」が在り、大正ロマン漂う夢二の日本画を中心に詩や楽譜の装丁などが多く展示されていました。

 

夢二の最高傑作、「黒船屋」のレプリカも展示されていて驚きました。

 

また100年以上前に制作されたアンティークオルゴールの音色やアンティークピアノの演奏も楽しめました。

 

今回初めて行った伊香保温泉では、365段の石段を上った先に在る「伊香保神社」で参拝をした後にロープウエイに乗り「上ノ山公園」に行きました。

 

園内に在る展望台では、好天も幸いして遠く上高地や尾瀬などが一望できのんびりと楽しい時間を過ごせました。

 

帰りに日本三大うどんの一つに数えられている、水沢うどんの名店「五代目花山うどん」で食した、石段あい盛り二味(鬼ひも川・ひも川)の胡麻つゆが大変美味しかったのでお勧めです。

 

今後も体調管理怠りなく日々過ごし、行きたい所に行き、美味しいものを食べて過ごしたいと思っております。

 

日々感謝です。

 

 

 

 

 

 

No.450 念願の「おわら風の盆」と「黒部ダム」。

 

8月、台風10号の影響で各地で豪雨被害が広がっており、地元浅草でも海外からの観光客を含め急な雷雨で戸惑う旅行者が右往左往する姿が多く見受けられました。

 

以前からの旅行計画も変更を余儀なくされるかと思いましたが、何とか中止することも無く実行出来ました。

 

一度は行きたいと思っていた、毎年9月の1~3日に開催される越中八尾の「おわら風の盆」と「黒部ダム」に念願かなってようやく行くことが出来ました。

 

「おわら風の盆」は、豊作を願い八尾の町11各町会で歌・三味線・胡弓・太鼓の音色をバックに町流しや輪踊りしながら町内を巡る伝統芸能です。

 

各町会では、それぞれの浴衣で男踊り女踊りに嗜好をこらして町内の道沿いにいる観光客を楽しませます。

 

特にNHKで放送された「鏡町」の男女混合踊りには観光客が公演前から並びましたが何とか鑑賞出来ました。

 

期待通りに男踊りと女踊りのきめポーズでは、観客から拍手が起こりました。とてもかっこよかったです。

 

翌日立山黒部アルペンルートを通って黒部ダムまでなんと6つの乗り物を乗り継ぎ直線距離約25キロ最高標高1975mを楽しんで来ました。

 

途中「称名滝」にも寄ってきました。

 

称名滝は、立山連峰を源流とする落差日本一の大瀑布(350m)で4段に折れながら流れ落ちる迫力満点の滝でした。

 

丁度雪解け水が多く流れ込む時期でしたので、隣に「ハンノキ滝」落差(500m)も同時に見ることが出来ラッキーでした。

 

6つの乗り物は、立山駅から美女平まで①ケーブルカー、室堂駅から②立山高原バス、大観峰駅まで立山トンネルを今年最後になる③トロリーバス、黒部平駅まで日本随一1702mの支柱の無い④ロープウエイ立山、黒部湖駅まで⑤ケーブルカー黒部、徒歩にて黒四ダムを渡り最後の黒部ダム駅から関西電力の⑥電気バスにて扇沢駅まで北アルプスの山岳地帯を縦貫します。

 

途中冬場高さ20mにも迫る雪の壁「雪の大谷」で有名な「室堂」では、「みくりが池」をぐるりと回る周回コースで立山連峰を堪能いたしました。

 

念願の「黒部ダム」は、何度もTV等で紹介されて詳細は知っておりましたが、やはり実物は大迫力で丁度観光放水も行われており絶景ポイントが数カ所ありましたがどのポイントまでも、階段続きで大変疲れました。

 

ダム完成まで7年の歳月と171名の工事関係者がお亡くなりになる大工事で、その記録フイルムも鑑賞でき多くの工事関係者の方々の大変な苦労がしのばれ、最後に「慰霊碑」に手を合わせてきました。

 

この時期念願の「おわら風の盆」と「黒部ダム」と「室堂」のみくりが池からの立山連峰の展望が叶い、とても充実の日々を味わいさせてもらうと同時に健康の大切さを改めて感じた日々でした。感謝!

 

 

 

 

 

 

No.449 今年の夏の出来事。

 

猛暑日が続いておりますが皆様は、いかにお過ごしですか?

 

地元浅草も連日の暑さにも関わらず国内外の観光客で相変わらず賑わいを見せております。

 

27日には、「第47回隅田川花火大会」が開催され約2万発の花火が90分にわたり打ち上げられました。

 

例年浅草駅などの最寄り駅では、大変な混雑が報告されており今年も91万人の人出でごった返したようですが、小雨はありましたが無事に今年の隅田川花火大会も終了いたしました。

 

 

 

今月は、公私ともに長年にわたり大変お世話になった中高の恩師が86歳でお亡くなりになりました。

 

数度の病気にも関わらず不死鳥のようにその都度再起されお元気になられたのですが、今月静かに天に召されました。

 

先生は、中高で私が御属していたバレーボール部の監督をされていたご縁で公私にわたり青春時の悩みを随分聞いていただき、その後の人生の支えとなる言葉を沢山頂きました。

 

結婚時には、お仲人もして頂きお元気な頃は、浅草の我が家にも何度も来られ、酔いが回るとそのたびに先生お好きな「マイ・フーリッシュ・ハート」の唄を口ずさんでおられました。

 

下町育ちの母とも気が合っていたようで来られた時には、雑談で大いに盛り上がっていたのが忘れられません。

 

本当にお世話になり今はとても寂しい気持ちでいっぱいです。

 

葬儀には、多くの方々が来られ先生の生前の人望がしのばれました。

 

心よりご冥福をお祈り申し上げます。お疲れさまでした。

 

 

 

猛暑続きのさなか突然寝室のエアコンがダウンしてしまいました。

 

今月に入ってほとんど一日中つけっぱなしにしていたせいも有るのかもしれませんが、連日の寝苦しい夜には扇風機だけでは到底熟睡出来ません。

 

早速修理依頼したところ、部品交換ではダメそうなので仕方なく新規に購入することにしたのですが、猛暑の為か取付工事が混雑状態なので設置日は、10日後になりそうです。

 

その間別の部屋で寝る事にしたのですが、どうも寝付けません。

 

部屋が変わっても旅行中は、特段そのような事はあまり記憶がないのですが・・・

 

日々の日常であたり前に過ごしている事でも、もしそれが当たり前でなくなる事になるとこんなにも不便を感じるものかとあらためて気が付いた次第です。

 

災害に遭い家を失ったりして日常生活に大きな支障をきたしたりした方々をTVなどで拝見した際に感じた事が、いざ自分に起こった際には果たして自分はどう対処するだろうかと、恥ずかしながらたったエアコンの故障一つで日々のリズムが狂って参った自分をこの年になり改めて見つめなおす事となりました。

 

まだまだ修行が足りないな~と期せずして亡き先生に天国から叱咤されているようです。

 

人生いくつになっても精神の修行は続くものなのですね。

 

 

 

 

 

 

No.448 初めての白川郷・飛騨高山!

 

梅雨が始まったのか終了したのか定かでない日々が続いています。

 

地元浅草も相変わらず国内外の観光客で大変賑わっております。

 

そんな混雑を避けて、初めて「白川郷・飛騨高山」に行って来ました。

 

勿論いつも通りの妻との二人旅です。

 

妻は過去二度白川郷・飛騨高山に行っていますが私は初めての訪問です。

 

今回は初めて「大人の休日俱楽部パス」利用の旅を経験いたしました。

 

添乗員さんが同行する旅は、本当に久しぶりです。

 

今まで地元浅草で海外の観光客の御一行様を旗を掲げて先導する添乗員の姿を「なんだ~団体旅行」かと思っていたので、自分が御一行様の一員となると何か恥ずかしさも多少ありました。

 

上野駅で待ち合わせして新幹線で一路「上越妙高駅」へ、生憎の小雨模様でしたが、駅からバスに乗り換え「ますのすしミュージアム」で富山名物ますのすしを食べ昼食を済ませました。

 

昼食後は、「井波別院の瑞泉寺」へ。

 

小雨降る中、日本遺産・木彫り彫刻の町「井波」を彫刻士のガイドさん付きで寺院内を散策。

 

瑞峰寺の欄間や獅子頭の木彫り彫刻は、「素晴らしい」の一言でした。

 

その後は、指定旅館にて夕食を済ませのんびり時間を過ごしました。

 

翌日は、天気も晴れて絶好の観光日和、まずはバスにて「五箇山 菅沼合掌造り集落へ」私が以前から思い描いていたイメージ通りの合掌造りの家々をボランティアのガイドさんの説明で集落内を散策。

 

合掌造りの成り立ちと世界文化遺産指定までの経過とその裏話等を楽しい解説で受け大変参考になりました。

 

「五箇山」は、観光客も少なくとてもコンパクトな合掌造りの集落でその原風景を楽しめましたので、次回はプライベートでもっとゆっくりお茶でも飲みながら時間を過ごしたいと思いました。

 

「五箇山」から再びバスにてお目当ての「白川郷」へ。

 

こちらは、大変国内外の観光客も多くまさに「世界文化遺産白川郷」でした。

 

自由散策と自由昼食でしたので「飛騨牛入りの肉そば」を頂きました。

 

集落を一望できる展望台が集落の中ほどから440mほど登り坂の先に在り、折角なので行くことにしましたが、久しぶりの登り坂は意外ときつかったです。

 

しかし展望台では、眼下に「白川郷合掌造り集落」が一望でき、まるで絵葉書を見るようでした。

 

気温が高く汗をかいたので展望台の売店でアイスクリームを頬張り一服いたしました。

 

集落の中程に在る国指定重要文化財合掌造りの「和田家」では、合掌造りの内部を見学出来て大変参考になりました。

 

この日は、天下の三大泉の「下呂温泉」の宿に宿泊いたしました。

 

こちらで初めて「有馬・草津・下呂」の温泉が日本三大泉と言うことを知りお勉強になりました。

 

下呂温泉は、流石に「いい湯だなあ~」でした。

 

最終日は、「飛騨高山」です。

 

朝食後の散策では、「飛騨高山の朝市」に間に合いましたが外国からの観光客でかなり混雑していました。

 

朝市散策後は、国司跡の「高山陣屋」にも寄ってみました。

 

こちらは、江戸時代の御役所で300年の時を超えて飛騨の歴史を物語っており、かなり広い敷地のお役所でした。

 

歴史案内によると江戸幕府は、当時飛騨を幕府直轄地とし、それ以来明治維新に至るまでの176年間に25代の代官や郡代が江戸から派遣され幕府の行政・裁判・警察の政務を行ったのが「高山陣屋」だそうです。

 

昼食は、折角飛騨に来たので「飛騨牛の焼肉丼」を堪能いたしました。

 

二泊三日の初めて参加の「大人の休日倶楽部」のプチツアーでしたが改めて添乗員さんのお仕事の大変さを痛感した次第です。

 

バスに乗ることが多く「お疲れ様~」でした。

 

 

 

 

 

 

No.447 五月の浅草の賑わいと二つの展覧会。

 

五月は、浅草最大の催しである「三社祭」の月です。

 

地元浅草の「浅草神社例大祭」である通称「三社祭」は、コロナ禍の三年間を過ぎてようやく本来の祭の姿が復活いたしました。

 

我が家でもコロナ禍以前は、多くの来客達で大賑わいで祭りの数日前から料理の食材や飲料・氷の買い出しで女性陣はてんてこ舞いでしたが、今年は家族各自の都合でお祭り娘一人だけが神輿を担ぎました。

 

我が家のある浅草三丁目東町会の宮神輿は「二之宮」でした。

 

今年の「三社祭」は、国内外の観光客に多くの担ぎ手が加わり浅草周辺は一日中大混雑の大賑わいのうちに無事終了となりました。

 

翌日の通勤散歩での観音様境内は、掃除で大変だと思いましたが、毎朝の掃除をする方々のおかげで大変奇麗になっており感謝感動です。

 

 

 

浅草の裏手にある旧吉原を知る「大吉原展」が、上野の東京藝術大学大学美術館で開催され、評判通リ連日大盛況で入場するのに長蛇の列をなしていましたが、何とか会期に間に合って拝見してきました。

 

吉原の遊郭文化、しきたり、生活などを浮世絵作品と映像を交えてわかりやすく解説されまた風俗画や美人画を中心に、吉原約250年の歴史が紐解かれておりました。

 

圧巻の展示は、展示室全体で吉原五丁町の遊廓を「辻村寿三郎」の人形が並ぶ大掛かりな立体模型で遊女の生活が紹介されていました。

 

私の会期終盤はいつも混むと分かっていても終盤近くになると慌てて駆けつける性格なのは困ったものですね、気を付けねば。

 

一方7月7日まで開催されている展覧会には早々と行ってきました。

 

私の学生時代からの友人のお嬢さんの津田道子さんが「東京都現代美術館」の企画展示室でTCAA・の2022―2024受賞記念展として作品が展示されています。

 

私は、現代アートは個人の感性で感じるものと考えているので作品の良し悪しは正直分かりませんが、専門家の方からの評価では彼女の作品は、映像メディアの特性にもとづき、インスタレーションやパフォーマンスなど多様な形態で制作を行っており映像装置とシンプルな構造物を配置し、虚実入り混じる作品空間が、鑑賞者の視線や動作を操作し、知覚や身体感覚についての考察へと導いているそうです。

 

難しく考えなくても感じたままで・・・

 

今回の彼女の作品テーマは、「人生はちょっと遅れてくる」で驚いたことにどこで知ったのか来場者の約8割が海外からの方たちでした。

 

やはり現代アートは、海外の方たちのほうが理屈でなく楽しめる作品により興味があるのでしょうかね。でもとても楽しかったです!

 

 

 

 

 

 

No.446 四月の出来事!

 

四月も後半だというのに肌寒い日が続いています。

 

地元浅草は、相変わらず海外からの観光客で大賑わいの日々です。

 

浅草駅からの帰宅では仲見世通りなどは、まともに自分のペースでは歩けずストレスがたまるので裏道を速足で家まで帰る始末です。

 

最近時間にもよりますが、帰宅時間帯に都バスが込み合うのは高齢者が増えたことも有りますが、海外からの旅行ケースを持った観光客の乗車にもあると思われます。

 

お互いさまではありますが。

 

行きつけの食事処も最近では、中々予約が取れずにいますが、地元住民が知らない内にオープンした新規の店も多くなっているようです。

 

コロナ禍の頃の閑散とした浅草も今となっては懐かしい想いがし、コロナ禍が遠のき浅草にも新しい時代が始まった感がいたします

 

 

十数年前にニュージーランドの世界遺産のミルフォードでのトレッキングで知り合った友人が、都内から小田原に移り住み高台に新居を構えたので、お祝いを兼ねてプチ旅行に行って来ました。

 

東京から小田原まで新幹線でおよそ30分、小田原は遠いと思ったのですが、浅草の自宅からは徒歩を含めても一時間余り着く距離です。

 

彼の家のまるで裏庭?のような整備された市営の公園は、天気も良く人も少なくて駅前の商店街で購入した地元産の食材を使ったお弁当とワインやビールでのランチには最適な場所でした。

 

高台の公園は、小田原市内も一望でき海のキラキラも奇麗でした。

 

お酒も入りほろ酔い気分での雑談で気分転換も出来て最高の一日を過ごさせてもらいました。

 

仕事も年齢も関係ない友人達との時間は、本当にプライスレスです。

 

又友人に、六本木にある会員制で完全予約制の高級焼肉屋さんにも連れて行ってもらいました。

 

厳選された牛肉の各部位を厳選された塩・醤油・ワサビなどを付け、ワインや日本酒でのペアリングで食べる焼肉は、「ほっぺが落ちる」最高の美味しさでした!

 

私にはたまのプチ贅沢でしたが、おそらく海外からの観光客には円安もありきっと「コスパ最高」であるでしょうから、あまり知られてほしくないなと思いました。

 

根性悪いですかね。

 

四月も「感謝の一言」で日々過ごさせてもらい、家族全員の健康での幸せを心から感じる一ヶ月でした。

 

 

 

 

 

 

No.445 健康第一を改めて感じた一か月でした。

 

三月に入っても地元浅草では相変わらず観光客で賑わっています。

 

毎朝の通勤散歩に通る観音様境内も早朝から海外からの観光客の姿が多く目につきます。

 

特に雷門での記念写真は、日中に比べまだ観光客が少ない為かポーズを取り皆さんニコリと微笑んで、はいパチリ!

 

一生に一度のことかも知りませんから気持ちは良くわかります。

 

 

実は、妻の左足首の古傷が悪化して手術を先月末にいたしました。

 

若い時に階段から落ち足首を痛めたのですが、年月が経ち昨年の北アルプス登山の頃から下山時に痛さを訴えておりました。

 

整形外科を複数訪ねたのですが、年齢の為とかで薬を処方されて終わりとなり痛さは少しも軽減されなかったようです。

 

膝の専門医は、比較的多いようですが、足首の専門医はまだあまりいないようです。

 

それでも知り合いのお医者さんから紹介された足首の専門医に見てもらい早急に手当てするように勧められ手術となりました。

 

幸いの事に私達夫婦は比較的健康ですが、もし身体に問題が有れば当然早急に対処すべきと考えておりました。

 

私はあまり具体的に考えた事がなかったのですが、今の医学はかなり専門分野が細分化されているようで身体の部位ごとに専門医がいることを改めて知りました。

 

具体的な手術内容はわかりませんでしたが、患部に穴をあけ管を通して骨を削ったりもしたようです。

 

結果4週間のリハビリ入院をしたので、私は必要なものを週2回持参しに病院に行きましたが、具合が悪い人達が大勢いることに驚くと共に今更ですが医療従事者、特に看護師さんの大変さを肌で感じました。

 

本当に大変な職業です。

 

職業は、どの分野でも多かれ少なかれ大変なことは多々ありますが、今回は看護師さんの大変さをとても感じました。

 

妻は、無事に予定より少し早く退院出来、現在はリハビリをしながら杖を突き少しずつ歩くことが出来る様になりましたが、暫くは通勤時の送り迎えは、私の役目になります。

 

妻の手術と入院は、家族の健康の大切さを改めて感じた出来事でした。やはり健康が何よりも一番ですね。

 

健康でなければ、やりたい事も出来ず、行きたい所にも行けず、美味しいものも食べられません。

 

皆様もくれぐれもお気御付けください。

 

 

 

 

 

 

No.444 日光・鬼怒川・裏磐梯へのプチ旅行!

 

二月に入って予想外の天気模様で、春先の気温になったかと思うとまた真冬の気温に戻ったりして体調管理も大変です。

 

それに加えスギ花粉も伴い日々の生活にも何かと支障をきたしております。

 

そんな中混雑の地元浅草を離れ、この時期我が家では慣例行事となっている奥日光へのクロスカントリースキーをしに戦場ヶ原周辺に出向きましたが、今年は雪が少なくXCスキーを断念して定宿の「中禅寺金谷ホテル」で温泉と美味しい食事でのんびり過ごしました。

 

翌日は、以前に宿泊してすっかりお気に入りになった「鬼怒川金谷ホテル」で美味しい和食と温泉を堪能しプチ贅沢をいたしました。

 

また前回鬼怒川で訪問できなかった「東武ワールドスクウェア」に初めて行って来ました。

 

こちらでは、世界の有名な建築物や遺跡などを25分の1の縮尺で22ヶ国102点が精巧に再現されており短時間で世界一周の旅を楽しめました。

 

特に新婚旅行で訪問したエジプトゾーンでは、懐かしい想い出がよみがえってきました。

 

また以前「明治村」でフランク・ロイド・ライト設計の「帝国ホテル二代目本館」は見学しましたが、図面でしか見たことが無かったホテルの全景を精巧な姿で見ることができとても感激しました。

 

また日を改めて向かった裏磐梯では、家族お気に入りの高原のリゾートホテル「裏磐梯高原ホテル」に宿泊いたしました。

 

ホテルの部屋や源泉の露天風呂からは、日本100名山の一つで会津富士とも呼ばれている「磐梯山」が眺められます。

 

ホテル館内には彫刻家・造形作家として活躍された「多田美波」氏のガラス照明や有名アーティストのアート作品が随所にありゆっくり鑑賞出来ます。

 

またプライベートラウンジとして自然やアートなど約1600冊のライブラリーもあり、コーヒー片手にゆったり贅沢なリゾート時間を過ごせました。

 

こちらでの食事は、絶対に地元の食材を生かした和食に限ります。

 

温泉よし食事よしアートよしの三拍子がそろった素敵なホテルです。

 

途中初めて寄った「大内宿」の山本屋では胡桃蕎麦を頂きました。

 

会津産の天然くるみをすり鉢で擦ってペースト状にして蕎麦に付けて食します。

 

地元では祝い事に振舞われる御馳走メニューだそうでとても美味しかったです。

 

今回は、そのほかに会津「鶴ヶ城」を見学したり、茶室「麟閣」でお抹茶を頂いたりもして「裏磐梯のんびり旅行」を愉しんできました。

 

また新緑の頃の裏磐梯も好さそうです。

 

健康一番をあらためて感じたプチ旅行の日々でした。感謝!

 

 

 

 

 

 

No.443 年明けからの日々。

 

皆様は、どのようなお正月を迎えられましたか。

 

正月でもあり地元浅草では、観音様周辺の名のある店舗は相変わらず観光客でどの店も長蛇の列をなしており、特に雷門での記念写真撮りは、大変な混雑です。

 

また最近は、着物に着替えて人力車に乗り浅草周辺を回る外国の観光客が頻繁に目に付くようになりました。

 

昨年の11月から開催されている、「世田谷美術館」の「倉俣史朗のデザイン 記憶のなかの小宇宙」にやっと行くことが出来ました。

 

案内のパンフレットにもありましたが、没後30年を過ぎて開催されたこの展覧会は、家具やインテリアの仕事に加え創作の源泉を垣間見せるかのようなイメージスケッチや夢日記も紹介され、一風変わった家具や特色のあるインテリアデザインの背景を理解できました。

 

1965年の独立後に同時代の美術家達とも交流し独自の作品を発表しつつ1980年代にはイタリアのデザイン運動「メンフィス」に参加しその名は、一躍世界中に浸透していきました。

 

作品は、各国の美術館に収蔵され今なお高い評価を受けています。

 

残念ながら1991年に57歳という早過ぎる若さで亡くなりました。

 

展覧会では、代表作の造花の薔薇を透明アクリル樹脂に封じ込めた椅子「ミス・ブランチ」・板ガラスを組み合わせただけの「硝子の椅子」やエキスパンドメタルの椅子「ハウ・ハイ・ザ・ムーン」などの実物を見たり座ったり(特に後者は)できました。

 

個人的には、40年ほど前に商品説明に伺った際にお会いして頂いた名刺は、貴重な「記念の名刺」となっています。

 

今月から開館20周年記念展として「パナソニック汐留美術館」で開催されている「フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築」にも行くことが出来ました。

 

会場のパンフレットにもある様に、今回は特に「帝国ホテル二代目本館100周年」ともなり帝国ホテルを基軸に、多様な文化と交流し常に先駆的な活動を展開したライトの姿を明らかにした展示内容となっていました。

 

フランク・ロイド・ライトと言えば、「落水荘」や以前訪問した事のある「グンゲンハイム美術館」で知られるアメリカ近代建築の巨匠ですが、日本でも現在明治村に一部移築保存されている「帝国ホテル二代目本館」や「自由学園」(両建築も行きました)を手掛け、それに初めて知ったのですが、熱烈な浮世絵の愛好家の顔も持つ、日本とも縁のある建築家だったそうです。

 

勉強になりました。

 

今年も色々な展覧会にお邪魔できそうで今から楽しみです。