ワイヤー式振れ止め

アルティマ ワイヤーロック (振れ止めワイヤーシステム)

アルティマ ターンバックルは、2022年2月18日より、アルティマ ワイヤーロック(振れ止めワイヤーシステム)に統合致します。


 

 出荷実績100万個以上のアルティマ製グリップは一般ワイヤー止め金具と何が違うのか?

 

設備の振れ止めとしてワイヤーグリップを使用する場合、一般的なベアリング型グリップは荷重が不十分です。

対して、アルティマ製グリップは強度なグリップにより、より線径の細いワイヤーで、重量物を安全に吊る事が出来ます。

 

その実績として、某電設資材会社へは、照明・空調器具を取り付ける設備に使用するワイヤー振れ止め等の調整固定金具として、1990年から100万個以上の出荷実績がございます。

 

さらにグリップの特長として、グリップ先端のピンを操作する事でワイヤーの長さ調整が簡単に出来ます。


  アルティマ製グリップ:シュー型
特徴

シュー型 (面接点)は、ワイヤーを面で挟む事で荷重を分散させ、ワイヤーへの負担を軽減出来ます。

ワイヤー本来の強度を維持出来ます。

シュー型グリップは、アルティマ独自の技術です。 
安全

  • 強度が高く、安全率を高く取れる
  • 工業品で活用されている 
強度
  • 面接触
  • グリップ力が強く、特に振動に強い ※1

解除

×
  • グリップ力が強い
  • 手(指)での解除がしずらい ※3

ワイヤーへの負担

  • 面固定
  • 分散荷重のため負担が少ない
  • 素線切れやささくれなどの破損・圧痕が少ない

 

生産
  • 既製品では無いオリジナル設計
  • 他社は容易に製造出来ない (同等品を製造しにくい)
  他社グリップ:ベアリング型
特徴

ベアリング型 (点接点)は、力が1点に集中する為に制動力が弱く、ワイヤーが損傷しやすい

 

 

安全

  • ディスプレイやインテリアに活用されることが多い

 

強度 ×
  • 点接触
  • グリップ力は低い。衝撃や振動にも弱い ※2

解除

  • グリップ力が低い
  • 手(指)での解除は容易

ワイヤーへの負担

×
  • 点固定
  • 集中荷重のため負担がかかる
  • 素線切れやささくれなどの破損・圧痕は避けられない
  • ワイヤーのメンテナンスが必要
生産 ×
  • 既製品のベアリングを使用
  • 容易に製造出来る

※1 SUS304φ1.5mm(7*7)ワイヤー試験値によるJIS規格ワイヤー破断荷重170kgの90~100%

※2 SUS304φ1.5mm(7*7)ワイヤー試験値によるJIS規格ワイヤー破断荷重170kgの50~70%

※3 グリップ力が解除がしずらいという欠点を解消したハイブリット機構(pat.p)のご用意もありますのでご相談下さい

グリップ力の強いシュー型グリップだからこそ、細いワイヤーで重量物を吊るす事が出来ます。

 

 ワイヤー線径別 許容荷重の比較

 

ワイヤー径 当社 (シュー型) 一般的 (ベアリング型)
φ1.5 50kg ~ 55kg 30kg
φ3.0 170kg 100kg

※ 最大静荷重値とは、静止状態でグリップにステンレスワイヤー(7×7)を使用し、ワイヤーが破断するまで引っ張った時の最大値(破断した時の値)です。

※ 許容荷重は、最大静荷重値の約1/3の安全率で見ておりますが、使用状況によって安全率の考慮が必要です。